ノーベル賞で思うこと

2014.12/10(木) ノーベル賞は、スエーデンのノーベルさんがダイナマイトの発明で得た収入を元に作られていることは多くの人が知っているでしょうが、次のことはあまり知られていないようです。

ノーベルはダイナマイトの安定化技術を特許出願したのですが、同じ頃に海軍の技官が特許出願しており、どちらが先に発明したのか法廷で争ったそうです。その結果、ノーベルが特許権者と認められ莫大な利益を得ることになったわけです。ノーベルが特許出願しなかったら、また特許裁判で負けていたら、ノーベル賞は世の中に存在していなかったわけです。

日本の大学では素晴らしい研究成果が出ているようですが、お願いがあります。もし、素晴らしい研究成果であれば特許を取って利益を得て国のために役立ててください。税金で研究した人の責任です。安い金で外国人に使わせるなどしないでください。また次の研究者を鼓舞するために使いたいならば、日本版のノーベル賞を作ってください。

パキスタンのマララさんという17歳くらいの女性が平和賞を受けましたが、彼女の言うことは感銘を受ける言葉が多いですね。ストックホルムでも次のようなことを言っていました。
「誰かが行動するのを待つべきではなく、みんなが行動を起こすべきだ」

私はいま団地の自治会の役員で活動しています。ところが、役員は全員が毎年変わるために慣れるために数カ月かかり、次への引継ぎをまとめるのに数カ月かかっています。このため、以前からやってる掃除当番などの消化で精一杯となり、新たな事はほとんど何もしないで済ませています。ところが、そうやって長い間やってきたためにいろんなことが停滞しています。あれもやるべきだ、これもやるべきだと言う人は沢山いるのですが、誰もやりません。

マララさんの言うように「みんなが行動を起こすべき」ですが、私もその一員ですので、私のできることをやってみました。やってみると面白いようにいくつも進みました。とはいうものの、私も昨年までは回覧物もあまり見ていなかったのですが・・・