新型コロナのPCR検査の数

2020.5/16(土)、 新型コロナの日本のPCR検査数はなぜ少ないか、に関して1次情報を分析した。
なお、新型コロナウイルスの新規感染者数が1時は500人を超したのに最近はかなり減ってきている。5/15(金)の新規感染者は50名くらいにまで減っている。(さらに、5/17(日)は25人にまで減ってきた)
 目次
1.諏訪中央病院の玉井医師
 
「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」
2.大阪大学元総長の平野俊夫教授
 
(医学博士、免疫学、腫瘍病理学)の解説
3.東邦大学医療センター 佐倉病院 松澤医師
 
「新型コロナウイルス感染症の検査を希望される方へ」
4.白鷗大学教育学部の岡田晴恵特任教授の発言
5.医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長 佐々木淳医師
 
「本当にPCR検査は必要か?」
※典型的な「PCR検査ふやせば終息できる」報道

2月初めころ以来、現在でも、日本はPCR検査が少ないのでダメだとテレビ番組のほとんどのコメンテータが発言するので、それらを見た多くの国民が不安になり、政府の取り組みが遅いと怒っている。
また、感染者が多くみつかるとオリンピックが開催出来なくなるので政府が検査をさせないのだと言う人もいた。
さらに、検査しないから見つからないだけで実際は大勢の感染者がおり、大勢の人がコロナで死んでいるが分からないだけだ、大本営発表を信じてはいけない、という人もいた。

ごく最近はPCR検査も徐々に増えているようだが、現在見つかっている感染者の多くは2週間くらい前、つまり5/3(日)あたりに感染したものと思われる。その当時はまだPCR検査数は多くなかったはずだ。少ないPCR検査数にもかかわらず、なぜこれだけ少ない感染者で済んでいるのだろうか?
そもそも、なぜ日本ではPCR検査数がこんなに少なかったのだろうか?
政府が評判を落としてまでPCR検査数を増やさない理由は何だったのだろうか?

これを考えるには感染症や免疫学の専門家の意見を、冷静によーく聞くこと、読むことが大切と考えた。我々は感染症や免疫学の専門家ではないので難しい論文は読めないし、読んでも基礎ができていないので十分な理解はできない。そんなに簡単なものではないはずである。
そこで、専門家ではないテレビのコメンテータ達の無責任な発言ではなく、一次資料とでも言うべき、実際にコロナウイルスと対峙している医師や免疫学の専門家が一般向けに書いたものを読むことで理解したいと考えた。以下、いくつかの記事を紹介する。 (⇒目次)

 
■1.諏訪中央病院の玉井医師がまとめた「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」という豊富なイラストで分かり易くまとめた膨大な資料がある。
http://www.suwachuo.jp/info/2020/04/post-117.php
この中に、普通の風邪をふくむ感染から新型コロナウイルスと確定され、回復や重症化に至る時間経過、流れが描かれている。その中に「大事なのはPCR検査ではなく時間である」と書いてある。この意味を推測すると、感染初期は新型コロナかどうか分からないし、日数がたてば普通の風邪は治り、治らないものはコロナの可能性が高くなり、そして多くの軽症者は回復し、(ここらでPCR検査がなされ)、一部の重症化した人は集中的に治療される、ということのようである。(下記イラストは玉井医師のかかれたものの一部であるが、部分的なので上記リンクにあるオリジナルをぜひ見て下さい)
20200516(3)
また別の所には、早期発見、早期隔離、早期診断、早期治療が大切と書いてある一方で、PCR検査は万能ではない医者が検査が必要と考える時の条件などが書いてある。逆に言えば、どんどんPCR検査をして感染者を見つけて隔離すべき、とは書いてない。(多くの方はこれを見て驚くのではないだろうか?、私も最初はそうであった。)
20200516(2)
また、コロナパニックを防ぐ対策として、密集を避け、帰宅したら手洗いをしっかりやり、できるだけ自宅で過ごすのが良い、と書いてある。(PCR検査をやって感染者をみつけて隔離することが大切とは書いてない
20200516(1)
そして「情報にまどわされない」として、
「感染症にくわしい〇〇と言うふれこみの人が「PCR検査を全例すべし」と言うのは医者から見るとおかしい、という意味のイラストを書いてある。
(PCR検査が最も大事と考えている人は、この記事の意味を分かろうとしないかもしれない。ニュートラルの姿勢で冷静に考えられる人は、卒倒するくらい驚くのではないだろうか?)
さらに「不安や焦りを感じる番組は見なくていい」と言い切っている。(この番組とは、素人コメンテータがPCR検査を沢山やって感染者を隔離すべきだ、それをしない政府は動きが遅い、韓国に倣うべきだ、ドイツ式が良い、東京はニューヨークみたいに大参事になる、と叫んでいた番組のことであろう)
20200516(1-2)
(⇒目次)

 
■2.大阪大学元総長の平野俊夫教授(医学博士、免疫学、腫瘍病理学)の解説
http://kozu5.my.coocan.jp/OhtaProfHiranoCorona.pdf
2020年3月27日付の記事に、「ワクチン開発は開発に少なくても2−3年あるいはそれ以上かかる。だから、対策はマラソンであることを認識する必要性がある。最終的に国民の30−60%が感染して免疫を獲得するまでは終息しない」と書いてある。また、「ワクチン開発は終息を早めるための要だが、開発に少なくても2−3年あるいはそれ以上かかる(1年で可能というのは気休め)」と書いている。
(これを見て、PCR検査をたくさんやって感染者を隔離すればすぐに収束するとテレビで騒いでいる人達はどう言うのか、またそう考えている多くの国民はどう考えるのか?、平野教授を出演させたワイドショーは見たことがない、なぜだろうか?)

PCR検査についてはほとんど書かれていない。
(つまり免疫学が専門の大阪大学元総長の平野博士はPCR検査が重要とは考えていない、と言うことであろうか。これを見ると多くの人は驚くであろうが、そう理解せざるをえない。別の見方があるのなら教えてほしい)

PCR検査のことに触れているのはわずかに1カ所「PCR検査を増やせば日本国内の感染者数が増える結果、死亡率は減るとは思います」だけである。
(これは、PCR検査を増やせば感染者が多く見つかる、ということであり、市中には発症していない感染者が多く存在することは当然のこと、と考えていると言えよう。またその結果、母数(感染者数)が大きくなるので、死者の数は同じでも死亡率は下がる、ということである。繰り返すが、多くの人が必要と考えているPCR検査を増やそうとは書いてない、のである)

「個人的には、丁寧な手洗い、アルコール消毒を頻繁に行う。栄養を摂り、十分な睡眠をとる」と書いてある。
(しかし、これでコロナウイルスを封じ込めるとは考えていない、とみるべきである。「国民の30−60%が感染して免疫を獲得するまでは終息しない」というのであるから、感染者が急激に増えて医療崩壊を起こすと困るから、手洗いなどやって感染者の急激な増加は抑えてほしい、と言ってると理解すべきであろう

この記事には、集団免疫ができるまでは終息しない、とずばりと書いてあって衝撃的であった。注文を付けるとすれば、PCR検査の役割り、位置付けを解説してほしかった。
(⇒目次)

 
■3.東邦大学医療センター、佐倉病院 呼吸器内科、松澤医師が「新型コロナウイルス感染症の検査を希望される方へ」と題して下記URLで書いている。
https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/respiratology/patient/covid-19kensa.html
(以下に画像で引用した文章は必要な部分だけに編集しています。全体を理解のためには上記URLをご覧ください。)
まず「受診やPCR検査の対象になる人は症状が重い人」だと書いてある。そして「PCR検査は可能性の高い人に行うものであり、可能性の低い人に念のために行うものではない」と明言している。
20200516(4)
20200516(5)

「症状が軽い場合のPCR検索は意義が乏しい」、つまり症状が軽い場合はやっても意味がないと書いてある。
さらに、風邪症状だけの場合はコロナである可能性は低い、そして大勢の風邪症状の人がPCR検索にやって来るとその中に1人のコロナ感染者がいたら移ってしまうことになる、と説明しています。(これは、次の4で説明する岡田教授もテレビで言っていたような記憶がある)
20200516(6)

帰国者・接触者にPCR検査を実施するのはコロナ感染者である可能性が高いからやるのであり、可能性が高い場合にはPCR検査は意義が大きい、と書いている。
20200516(7)

つまり、政府がPCR検査を少なく誘導したわけではなく、病院自体がPCR検査を軽症者に実施する必要はないと考えていた、ということである。これは、一部のクリニックなどでPCR検査が必要と医師が考えても保健所で拒否された、というテレビでの報道と少し矛盾しているように思える。医師が実施すべしと判断したものは実施されるべきだろう。 詳細が分からないが、たまたまその保健所が多忙を極めていたのでそのような応対になったのかもしれない。ワイドショーは視聴率を上げるために騒がれるようなものを繰り返し放映する傾向のあることを知っておく必要がある。

対策として、(発熱や咳などの)症状があろうがなかろうが、全ての人が感染予防に注意するしかない、3密を避けろ、と書いている。
20200516(9)
そして今日、日本はこのように3密を避けることで感染者数を低く抑え込んでいると思われる。
(⇒目次)

 
■4.白鷗大学教育学部の岡田晴恵特任教授の発言。岡田教授はテレビ朝日などで新型コロナウイルスに関して毎日のように見解を発信している。岡田教授は本はたくさん出しているようだが、ネットで見られる記事は見あたらない。テレビ番組で聞いた発言をまとめると、以下のような意見ではないかと思う。
(1)PCR検査を増やし感染者を隔離することは大切。
(2)短期間に感染者が増えて医療崩壊を起こさせないことが大切。
(3)患者総数は同じでもピークを遅く、低くすることが大切。
(4)だらだらと感染者(患者)は続く。
(5)集団免疫ができるまで収束しない。
(6)広範のPCR検査や抗体検査をやることで全体像を把握できる。

2月頃の時点で下のような図で説明していた。(今では、あちこちで説明されている)
2020-05-17(1)

岡田教授は、PCR検査の数を増やして感染者を隔離することで爆発的感染を抑えることが大切、と言っている。書き物がないのではっきりしないが、感染者をゼロにすることは最初から考えていない。ここがポイントである。
専門外の学者を含む多くのコメンテータは「PCR検査を徹底してやって感染者を全員隔離して収束させる」と発言している。

これ以降はこのブログを書いている私の推察。岡田教授は「全員隔離して収束させる」というようなことは発言していないように思える。PCR検査を増やすということは同じだが、その先は全く別のことを言っているように思える。PCR検査やって全員隔離すれば収束できるという多くの素人コメンテータの主張とは、同床異夢のように思える。
ただし、最近は他の素人コメンテータが「PCR検査をやって感染者を隔離すべきだ」と発言すると何の注釈も入れずに同調するような発言も多く、見ていると教授の真意はどこにあるのか分かり難くなっている気もする。

なお、岡田教授が「データを独占したい国立感染症研究所の思惑がある」と言う告発とされる発言は事実が十分に分からずここでは取り上げない。
(⇒目次)

 

■5.医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長 佐々木淳医師(内科)の「本当にPCR検査は必要か?」・・・5/24(日)追加
類似のものを積極的に探している訳ではなく、いろんなネット情報を見ているとき見つかったものの一つである。
この病院は首都圏の機能強化型在宅医療ネットワークの仕事をしている医療機関。病院 https://www.yushoukai.org/
本当にPCR検査は必要か?」の記事https://www.google.com/amp/s/www.yushoukai.org/blog/pcr.amp

冒頭から「PCR検査は増やすべきなのか?」として詳しく説明している。そして、以下のように明言している。
必要性の高い人には迅速にPCR検査できる体制が必要」だが、
「一般市民に対するスクリーニングや漠然とした不安に応えるための検査は増やすべきでない」
2020-05-24(1)

そして、対象を選別しない広範なPCR検査は現段階では「百害あって一利なし」。それでも大規模PCR検査にメリットがある、という方はぜひ教えてほしい、と書いています。
(素人コメンテータのワーワー騒ぐ意見を信用し、病院の責任者がこのように言うのに耳を傾けない態度がなぜ生まれているのか?、
どうして素人コメンテータの意見を信用し、このような責任ある立場の人が言ってることを信用しないのだろうか?、
不思議なことだ。マスコミに洗脳されているのだろうか。つまり、素人コメンテータが視聴率を取るために、面白おかしく味付けをして、連日繰り返し、しかも他局も似たような内容で放送するので、それが正しいと思ってしまうのである。
このような情報リテラシーのない国民で、危機への対応ができるのだろうか?)

なぜ医師会がPCR検査の拡大を求めるのか、という疑問にも明快に書いている。答え・・・それは「医師が必要と判断した人にもかかわらず検査ができない」という状況が一部地域で生じていたからです。医師が必要と判断した場合には、速やかな治療方針の決定のためにも、PCR検査が迅速に実施できる体制を早急に整えるべきである・・・、と書いている。
2020-05-24(2)

最後に、として「感情的な判断や行動は不安や恐怖、焦燥を増幅し、取り返しのつかない不利益をもたらすこともある」と書いている。そして、「不安に対する効果的な薬は正しい情報である、信頼できる情報源をきちんと見つめることが大切」と書いている。
PCR検査を増やせば収束すると言うような簡単なものではない」と書いている。
2020-05-24(3)
(⇒目次)
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これらを読んだ結果として、日本は病院側がPCR検査を増やすことに積極的ではなかったことが分かる。
ここ10数年の間、日本の医療体制はガンなど今そこにいる患者の対策に多くの資金をまわし、いつ起きるか分からない感染症対策はやや手薄になっていたようだ。確かにPCR検査機器や人員の準備は少なったようだ。それは、限られた資金を効率的に活用する良い体制と言えたのではないだろうか。
そして新型コロナの発生した今、限られた医療資源を感染可能性の高い集団へ集中的に振り向け、また重症者への対策に上手に使ったのだろう。
でなければ、大量の新規コロナによる死者が増え、その家族や病院関係者にどんどん感染し、現状のような安定した状況になっているはずがない。つまり隠れ感染による死者はそんなにいなかったと考えるのが妥当であろう。
簡単に言えば、PCR検査数を増やさなかったので外出自粛が守られ、コロナウイルスの感染拡大を抑えることができたと言えるのかもしれない。
もちろん、政府主導による学校閉鎖、外出自粛、3密防止などが守られ、また握手しない・ハグしない・大声で話す習慣がない、など生活習慣の違いも大きな要因であろう。

なお、一部の病院で医療関係者に犠牲が出たことはじつに痛ましいことであるが、それは未知のウイルスとの戦いである以上、どのような体制をとったにせよ起きたことであったろう。

とろこで最近のワイドショーでは「感染者が減ってきてるのは外出自粛など国民が努力したのであって、国が努力したのではない」などと煽るような発言があり同調する人もいる。外出自粛など国民個人個人が努力した事は事実であるが、国が努力したのではない、などは人気取りのバカな発言にしか聞こえない。
国の努力と個人の努力は内容が全く異なるものである。国(政府)は、やむなく個人の自由を制限せざるを得ないと認識して、外出自粛で経済活動を抑えることを国民に要請し、万全ではないものの経済的支援を決定し、学校閉鎖など要請し、主導してきた。そのような方針を決定したのは国の努力と言えよう。つくづく、ワイドショーのコメンテータと言われる人たちは自分のメシの種を確保することに熱心な人たちだと、いつもながら辟易する思いである。
しかしワイドショー番組もすべてがダメな発言ではなく、参考になることも多い。取捨選択すれば見る価値はある。鵜呑みにしないでよーく考えながら見ていくことが大切である。
なお、BCG接種の多いのが感染者の少ない原因だとかいろんな可能性が言われているが、今の所それは不確かな情報である。

気になることを書いておきたい。「広範なPCR検査をやって感染者をほとんど隔離すれば、感染の連鎖が断ち切られ収束する」ように見える。
ところが、それでは集団免疫(に近い状態)はできておらず、その社会はコロナウイルスに対して脆弱な状態といえる。もし、1人の感染者が3密状態でウイルスをばらまけば、たちどころにクラスター発生になってしまうことが予想される。ということは、集団免疫(に近い状態)ができない国は、ワクチンができる数年先までずっと、3密防止策でやっていくことになる。それは大変なことだろう。
韓国はPCR検査を徹底してやっていたのでひょっとするとこのような危険な状態にあるのかもしれない。5月14日あたりからの韓国でまたクラスターが発生しているが、このような理解ができるのかもしれない。

じつは白状すると私は、2月頃まではPCR検査を保健所でなく民間でもどんどんやるべきと考えていた。
その頃、NHKニュースなどで、ちょっとした風邪で新型コロナじゃないかと思って病院に行かないで、とか、インフルエンザは4日くらいで良くなるし新型コロナは治療法がないのでひどくなるまでは家で静かにしていてほしいなどと言っていた。それはかわいそうだな、と思った記憶がある。そのうちに一時的であったが、PCR検査をもっとやれというワイドショーの大合唱に巻き込まれた。
しかし、冷静にいろんな情報を見ていると、ワイドショーの素人コメンテータの騒ぎと何かが違うと考えるようになった。3月中頃からは、PCR検査をむやみに「やらない」ことで日本は何とかうまくいっているのではないか、と理解しつつあった。知人にそんなことをチラッと言ったことがあるが、逆に(ワイドショー番組の受け売りと思われるが)韓国方式のドライブスルー検査を導入せよ、ドイツ方式が良いのだ、このままでは東京もニューヨークのように医療崩壊が起きるぞ、などと自信たっぷりに不安を掻き立てる人がいた。
3月頃、このようなブログで書くと石を投げられそうで書けなかったが、今は書いても良かろうと思うし、それどころか書かないと今でも誤解している人が多いだろうと思って書くことにしたものである。 (⇒目次) 
 
例えば、5月10日前後になっても、テレ朝では下記のような内容を流していた。九州大学の小田垣孝名誉教授(理論物理学)が、PCR検査数を4倍に増やせば接触の削減なしでも8日で収束すると言うものである。この先生には悪いが、彼は理論物理学の専門家であっても感染症の専門家ではない。4倍どころかもっと数多くやっている国があるのに、日本よりも多い感染者がいる状況をどう見ているのだろうか?
ばかばかしくて詳しく見なかったので私の受け取り方に間違いがあるかもしれないが、常識を疑う内容である。
odagaki
 (⇒目次)

また、感染者が多くみつかるとオリンピックが開催出来なくなるので政府が検査をさせないのだと言う人もいた。そんなことを言う人は、そんなごまかしで危険な感染者を野放しにすれば鼠算式に増えてしまい大変なことになるという想像がつかない能天気な人であろう。
また検査しないから見つからないだけで実際は大勢の感染者がおり、大勢の人がコロナで死んでいるが分からないだけだ、大本営発表を信じてはいけない、という人もいた。しかし、もし大勢の人が新型コロナで死んでいるのならばその周辺で爆発的な感染が起きているはずであるが、どうもそんな状況ではない。未発見のコロナ死者は多くはないとみて良いのではないだろうか。

ちょこっと勉強した程度のコメンテータと言う素人のワーワーしゃべるワイドショーとか、外科医とか原子力専門家などの門外漢の発言に惑わされてはいけない。また初期において、PCR検査が必要と医師が判断しても検査してもらえないケースがあった実例を、それが全体であるかのように取り上げて不安を煽り視聴率を稼ぐ必要のあるのが民放テレビであることを理解して、賢く考える必要がある。

WHO上級顧問の渋谷健司氏のインタビュー記事がある。「検査と隔離しかワクチンが出来るまで対策はない。日本では検査数を減らし、医療崩壊を防止するとしているがこれは全く逆。検査しないことにより隠れコロナによる市中感染が拡大し病院の院内感染が拡大する」と言う意味のことが書かれている。
日本も必要性の高い者にはPCR検査をやっており、必要以上に減らしていたわけではないようだ。欧米ではPCR検査をたくさんやったが日本よりも多い感染者であり死者数である。また、欧米にしても症状のない多くの人がPCR検査を受けず多くの感染者が市中を歩き回っていると理解すべきである。だから欧米でも(市中を歩き回っている感染者から移されないために)ソーシャルディスタンスが大切と言っているのである。

なお、日本はPCR検査数が少ないので信用できないという外国の発言が多くなれば、3密防止の行動様式がしっかり身についてきた今日においては、日本でもPCR検査をもう少し多くやって安心させることが大切であろう。相手がいる問題では相手に合わせざるを得ないからである。

なお、私はPCR検査をむやみにやらなかったことだけが日本の成功の原因と考えてはいない。成功の裏には複合的な原因があったはずである。私は「なぜ日本のPCR検査数は少ないのか?」を探していたら「病院がPCR検査の増加を望んでいなかった」ということを知った、ということである。それが正しいのかどうか、私はコロナウイルスについては全くの素人であり自信を持って言えるものは何もない。
さらに、この記事は政治姿勢とは無縁の立場で書いている。政府を擁護する記事のように見えるかもしれないが、そんなことはない。事実を調べたものであり、政府のおかしい点は批判的に考えている。この機会に書いておくが、政府からの1所帯にマスク2枚配付の件、しかも小さなマスクで、最初からお笑いものと考えている。マスクが足りないとパニックになりそうだった時期に発表した施策であり、それなりに沈静化の役を果たしたのかもしれないが、少なくとも現時点ではすでに役割を終えている。まだ私の家には届いていないが、届いたら首相官邸に送り返そうかと考えている。民間でやれることに官が手を出すとだいたい失敗する。こんな政策は役割を終えたとして即刻中止すべきである。 (⇒目次)

棚に地震対策

2020.5/9(土)、小雨のち晴れ 車庫に作った棚に地震対策を作ることにしました。
コンクリートに電動ドリルで穴を開けようとしたのですが、固いしコンクリートの細かな粉が飛び散るし、1cmも掘らずに諦めました。
2020-05-08 11.54.13

天井の支柱に板を張り付けてつっかい棒にすることにしました。最初は前後の支柱に補強板を取り付けようと考えていました。ところが倒れるときは前にしか倒れませんので、前の支柱には天井に届く補強板を付けても無意味と気付きました。後ろの支柱だけが転倒防止に役立ちます。
2020-05-09 12.54.14

さっそく、コロナウイルス除けのマスクをしてホームセンターに行って買ってきました。電動ドリルを電動ねじ回しにして木ネジをねじ込みます。手でやってたら1本でも大変な時間がかかったでしょうが、4本×4支柱=16本のネジを楽しんでやることができました。工具は貴重とつくづく分かりました。
2020-05-09 11.32.58

これで、地震が来ても車がつぶされることはありません。
2020-05-10 13.47.29

もっとも、棚に入っているものは軽いものばかりで倒れて車が傷みそうなのは棚自体くらいのものです。
2020-05-10 13.47.36

もう何もすることがありません。コロナ自粛の毎日が退屈です。

5月も朝食作ります

2020.5/4(月)、雨のち晴れ 5月もせっせと朝食を作っています。忙しいです。

5/1(金) 玉ねぎを6、7mm角くらいに切って炒めます。味付けはいつも通りの塩コショウ+ごま油。
2020-05-01 07.10.27

強火で炒め終わったところで、卵2個を割って入れ、素早くかき混ぜま、できるだけ多くの玉ねぎを卵にからめるようにするのがポイントです。
2020-05-01 07.11.52

卵が乾燥しきる前に火を止め、2度ばかり折り返します。
2020-05-01 07.12.58

半分に切って盛り付け。キャベツを少しその後で炒めました。
2020-05-01 07.13.56

5/3(日)、スナップエンドウがだんだん多くなってきました。アスパラガスは、本格的に取れるのは来年からで、今年はまだ小さいです。
この調理は、昔のコーヒーカップにこれらを入れ、水をひたひたに入れて電子レンジで2分くらいチンすれば出来上がりです。今日は少し煮えてパリパリ感がなくなりました。失敗です。
2020-05-03 06.54.43

車庫に棚を作る

2020.5/4(月)、雨のち晴れ 裏の畑の下にある車庫に棚を作ろうと数年前から考えていたのですが、暇のある今作ることにようやく腰を上げました。

車庫の広さから希望する大きさと、実際の材木を最も効率よく利用できるものには少し違いがありました。そこで何度か寸法を変更することになりました。
2020-04-27 18.57.19

設計の特徴・・・コンクリートの壁が床に付く部分が半径10cm(100mm)程度に丸くなっているので、奥の支柱を壁にピッタリくっつけることができず、10cmほど壁から離し手前に設ける必要があります。しかし奥に10cm遊ばせるのはもったいないので、上に取り付ける天板は後ろに伸ばして壁にくっ付けることにしました。このため、奥の底板は14cmの切れ込みを入れました。また、前側の天板は4cmの切れ込みです。幅は支柱の横幅3cmです。
2020-05-05 09.40.31

支柱をつなぐ奥方向の横木は35cm、これだけは材木を買ってもらったホームセンターで切ってもらいました。200cmの10数本の支柱と182cmの底板はそのまま使うことで、こぎり作業をほとんどなくせました。
2020-04-27 17.09.52

全部の材料木材です。
2020-04-27 17.44.00

天板の14cmの切れ込みはこれくらいになります。これを10個余り切らないといけません。
2020-04-29 10.43.10

のこぎりで切ってみましたが、肩が痛くなりそうで中止。以前から欲しかった電動のこぎりを買うことにしました。アマゾンに発注。届くまで作業中止です。
2020-05-01 12.26.21

それまで横木を打ち付けました。材木を直角に組み合わせる作業でちょっと戸惑い(失敗し)ましたがやり直して無事終わり。ハンマーは1.5Kgの重たいのを昨年買っていたので、これで打つというより押し付ける感じで釘はスイスイ打てました。
2020-05-01 12.26.44
支柱の横幅3cmはいかにも弱そうなので、同じのが4本余っていたので外側の支柱だけに打ち付け、幅を6cmにしました。同じ大きさの杉の角材を打ち付けるだけでしたので、釘打ちがじつに快適でした。

アマゾンは、連休のせいかコロナウイルスのためか少し遅れましたが、Made in Chinaの電動のこぎりが3、4日ばかりで到着。
厚さ1cmの天板の14cmの切れ込みは簡単に終了。工具があるとじつに簡単にやれるものだと実感しました。2020-05-03 14.51.44-2

組み立て開始です。組み立ての手順をいろいろと考えておきました。
まず支柱の組み立て体4つを床に倒し、天板の切込みに支柱を入れて支柱の間隔を確定させます。天板はまだ釘で固定はしません。この状態で支柱を横につなぐ背板を打ち付けました。こうしないと、あとで天板の切れ込みに支柱がうまく入らなくなる恐れがあります。
2020-05-03 14.51.46

次に支柱に斜めの梁(はり)を入れます。このため、3cmの厚さの角材を1.5cmほど薄くすることにしました。長さは10cmくらいずつ。それが4か所あります。電動のこぎりの出番です。
これは木目に沿って切るので難しいことは分かっていました。(普通に材木を切るのは木目と直角が圧倒的に多い)
のこぎりの歯が、年輪の固い部分を避けて柔らかい部分に沿って移動したがるので大変なのです。何とか切り出し終了。
2020-05-03 16.05.43

梁をセットします。これで棚が横に潰れるようなことがなくなります。大事なものです。5000年くらい前に誰かが思いついたのでしょうが、当時は大発明だったと思います。
2020-05-03 16.06.19

梁をねじ止めします。真下に支えがないので釘は打てませんから、ねじ止めです。数年前に買っていた電動ねじ回しで面白いようにスイスイと作業がすすみます。工具さまさまです。
2020-05-03 16.29.16

枠の固定が終わったところで、はめ込んでいた天板を取り外し、立てます。天板を外さないと重くて持ち上がりません。
よくできたと1回目の感激。
2020-05-03 16.31.38

いよいよ天板(底板)をはめ込みます。
2020-05-03 16.36.33

後ろをはめ込んだところです。支柱から後ろに100mmほど出ています。きれいにはめ込めました。ほとんどガタつきがありません。
2020-05-03 16.39.02

天板を横木に固定しました。(上から撮った写真)
天板は奥と手前の2枚です。
物を置くためだけなら簡単な固定で良いのですが、構造的な強さを持たせるために沢山のねじでがっちり固定しました。電動ねじ回しでスイスイの作業です。
2020-05-04 10.23.01 2020-05-04 10.23.10

天板のネジ固定ををすべて完了。2度目の感激!
天井に近い部分の背面の横木はありません。あると大きな物を置きにくくなるので付けないことにしました。
2020-05-04 10.24.53

後ろの支柱と壁の間の10cmには天板(底板)だけが突き出しています。奥だからそんなに重いものはこの部分には置かないだろうから大丈夫でしょう。
2020-05-04 10.20.12

いろんな資材をきれいに片付けられました。3度目の感激!
2020-05-04 14.42.49

すっきりです。
2020-05-04 12.00.59

スマホのパノラマ写真で撮るとこんなふうに、目で見た感じに撮れます。広角レンズだと縦も小さくなって奥が遠方になりき過ぎて不都合ですが、パノラマだと横だけを広く見渡せるので見た感じに撮れます。4度目の感激!
2020-05-04 14.45.40

朝食の準備

2020.4/30(木) コロナウイルスとは関係ありませんが、最近ずっと朝食を作っています。うちの食品製造部長はラジオ体操の後で女性仲間で散歩に行ってしまいます。
写真の残っているものだけ紹介します。
4/25(土)  ニンジンと玉ねぎがありました。塩コショウで炒めます。
2020-04-25 06.54.55

細長く切って、
2020-04-25 07.00.37

ニンジンが固いので先に1分余り炒め、その後玉ねぎも加えてさらに炒めます。強火です。
2020-04-25 07.04.05

その後で、得意の卵焼きふうエッグスクランブルを作って完成。
2020-04-25 07.10.55

4/19(日) 玉ねぎが中心で、ちょっと取れたスナップエンドウを一緒に炒めます。塩コショウに味の素少し。油はゴマ油とサラダオイルのミックス。強火です。
2020-04-19 07.08.14

炒め終わったら、卵2個をその上に。エッグスクランブル風にかき混ぜ。究極の手抜き技。
2020-04-19 07.09.02

2皿出来上がり。
2020-04-19 07.11.08

4/8(水)、これは夕食。
キャベツと豚肉があったので豚キャベ(回鍋肉、ホイコーロー)に挑戦。朝鮮と言うほどの事もなし、ただ炒めるだけ。
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キャベツを炒めすぎた。キャベツのパリパリ感が全くなくなり失敗。もちろん食べられますが。
豆腐とわかめの煮付けのような味噌汁を作ることに。ダシはインスタントで顆粒の和風ダシ。
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味噌を入れて出来上がり。
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まあ、味も悪くなく、十分食べられます。
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4/7(火)、菜花を少し炒めてその後で、スクランプルふう卵焼きを作りました。これは私の最も得意な超簡単料理。
菜花を炒めた余熱が冷めぬフライパンが熱いうちに、再度火をつけ強火よりやや弱い程度。卵2個を割って入れます。手早く塩とコショウを適宜。このときは菜花炒めの油が残っていることを期待して新たには引かず。
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箸でかき混ぜスクランブルエッグになる直前で火を止める。
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少しとろみが残っている程度で火を止め、素早く底をめくって丸めます。テフロン加工のフライパンだから全くこびりつかず簡単にできます。
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完成。
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今日は、ちくわ1本を追加。ちくわはバカにできません。白身さかなで健康によろしいです。
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