シルバーリハビリ体操指導士

2013.9/9/17(火)、快晴  台風一過の快晴。5:20過ぎ、海から上る太陽が、実にきれいな形に見えました。
昨日は 台風が通過したはずですが、ニュースによると静岡付近ですでに目も消えていたそうでこちらはそよ風程度でした。それでも今朝見まわってみるとナスや支柱の足りなかったオクラが倒れていました。雨は数日の合計で40~50mmくらいだったようです。

私は(別の)仕事が一段落してひと息ついています。

実は、先週から「シルバーリハビリ体操指導士養成講習会」に行っています。毎週2回なので、先週は忙しくて大変でした。この講習会は茨城県立の健康プラザという所で8年くらい前からやっているそうで、年を追うごとに活発になっているそうです。受講してみると、実にカリキュラムが整備されておr、手なれた運営手法で、ムダがなく、無理がなく、好感のもてるものでした。

私はこれまで、この手のものは苦手でした。というのは、テレビなどで見た印象なのですが、やたらと老人扱いをするようであったり、踊りを含めたレクレーション的なものがあったりして、参加したい気になるようなものではありませんでした。

ところが、この「シルバーリハビリ体操」というのは、まさにそこを意識して作ってあります。踊りとかカラオケなどレクレーション的な要素を入れないことを明確にしています。説明の中で主催者の大田先生が、(出ぶしょうの)男を参加させるものとして作ってある、とも言っておられました。

この活動は茨城県立医療大学教授の大田仁史さん(現在は名誉教授)が長年の経験をもとに構築されたものだそうです。寝たきりにならぬように最後の時まで人間らしくいきるため、まず自助が大切であって自分でやれることは自分でやることを前提に、それでダメな場合は公助があるという事でまとめてあるそうです。また、この運動はどの関節や筋肉の動きにどう役立ち、それは老人の生活上どんな役割りになると明確にする(とされている)点も気にいっています。老齢化と共に心身がどう変わるかとか、死や棺桶のことなどまで、真正面から取り上げている点も良いですね。

茨城県で始まったわけですが、どんどん全国にも広がっているそうです。この講習会は全8回でまだしばらく続きます。次回が楽しみです。