西の空に輝く動く物体

2016.12/24(土)、晴 午後4時20分過ぎ。太陽が沈んだばかりの日立市(茨城県)の西の空に輝く物体が浮かんでいました。最初は飛行機雲のように右下の方が鮮明で、左上の方は僅かですが「うろこ雲」ふうに切れ切れに見えました。

飛行機雲と思ったのですが普通のものより輪郭がくっきりしており、ほぼ全体が強く輝いていました。また、いつまでたっても動かず、まるで空に張り付いたように光っていました。ふつうの雲と違っては輪郭がはっきりしています。また周辺には全く雲はありませんでした。ほとんど動いてはいなかったのですが、未確認飛行物体です。

写真を撮ったり人と話たりして時間がたつうちに、ほんのわずかに右下に動いているように思えました。太陽の沈む程度のごくゆっくりした速さで移動していたようです。
さらにこのとき、この輝く物体の上のすれすれの所を右から左へ飛行機が飛んでいきましたが、飛行機雲は全くありませんでした。なお両者は私の位置から見るとごく近くに見えたということであり、ほんとうの距離は分かりません。
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こちらから動画で見られます。動画と言ってもほとんど動いていませんが、大きく見えます。

写真を拡大すると楕円形であることがわかります。
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さらに拡大してみました。
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私が7,8分くらい後に、建物に入って受付の人にこの現象を紹介していると、この輝く物体が左のやや下側に移動し始めました。そして細長くなり雲を思わせる形になり、だんだん色が薄くなっていきました。

全体で10数分だったようです。太陽と関係する自然現象だったのだろうと思っています。

じつは、私は今から10年くらい前にも自宅前で似たものを見たことがあります。写真を撮っていなかったのであまり人には言いませんでしたが。
季節は秋だったように思います。時刻は午後2時くらいでした。私の家は山の斜面で海抜100mくらいの所にありますが、散歩に出たときに西南西の方向、高さの角度は60~70度くらいの方向に、ぴかーっと丸く光る物体が浮かんでいたのです。直径は月の1/4くらいで真球に近いものでした。ほとんど動きません。距離は今回よりは近くに感じました。感覚的なことですが1、2Km先にあるように思えました。
飛行機が夕方や夜間に着陸するとき前方に強い光を出すものがありますが、最初はそんなものかと思っていました。しかし、ここに飛行場はないし、長い間動かないので違うと思いました。
カメラを取りに戻ろうかと思いましたがその間に消えたのではもったいないと見ていました。人は誰もいません。数分見ていましたがいっこうに動かないので、その浮かんでいる方向がいつもの散歩道なのでゆっくり歩いていきました。200mくらい行ったら光が少し薄れ、そこで年配の女性2,3人連れに会ったので教えたのですが、光が弱まっていたせいかあまり興味を示されませんでした。
その道をまっすぐ行くと光は弱まり、左にそれると見えなくなっていきました。時間がたって消えたのか、見る角度の違いで消えたのか分かりません。

昨年12月は大きな流星を見たし、空を見上げているとけっこういろんなものがあるものです。