遠赤外線の温湿浴

2016.9/29(木)、小雨 今月中旬から遠赤外線と高湿度の環境で60分ほど汗を流す温湿浴に行っています。床には放射線を出す岩石(たぶん花崗岩)を敷いてあり、微弱なラドンや放射線が出ているそうで、これが治療効果ありとされています。
※ラドンは、原子番号86、無味無臭、無色の気体。花崗岩中のウランやトリウムが崩壊する過程で微量のラドンが生成される。ラドンの半減期は同位体によって少しずつ異なるが数時間。

日立市にある「シャイン・ハート」という所です。社員のハートかと思ってしまいそうですが、太平洋に面した高台の上ですのでサンシャインのシャインでしょうか。1回4000円ですが、1カ月2万円先払いで予約の取れる限り何回でも行けます。もし20回行ければ1回1000円になります。

私の考えです。微弱な紫外線、微量の金属イオン、適量の酸素など自然界のすべてのものが適量であれば体に有益どころか必須です。一定以上だと毒になり、以下でも欠乏症になることがあります。微量の放射線も例外ではないでしょう。
生物は太古の昔から微弱放射線のもとで生活しているのですから、これも例外ではない、つまり微弱放射線は人間に必須であると私は考えています。このような考えをホルミシスというそうです。
なお、日本は世界の中でも自然放射線が少ないのですが、その理由は石灰岩が多いので岩石から出る放射線が少ないと言われています。

遠赤外線とか高湿度での発汗などの健康改善効果が大きいので、微弱放射線の化学的・医学的なエビデンス(証拠)は測定しきれないのだと思います。したがって、どの程度の強さの放射線が良いのか分からないようです。経験的に、治療効果のある放射線の出ている温泉などのものが良いとされています。
なお、オーストリーのあるラドン泉は大学の研究で治療効果があるとされ、年間1万にも訪れているそうです。岩石中の微量のカリウムから出る微弱な放射線、また同じく岩石に含まれる微量のウランからの放射線とそれで生成されるラドンの微弱な放射線、および37 – 41.5 °Cの温度、70 – 95%の湿度が治療効果を上げるようです。詳細はこちらのWikipediaへ

もしかしたら、信じる者は救われる類のものかもしれませんが、効果があれば立派なものです。信じるだけで効果のあるものなど、なかなかありませんから。

私の場合、左の肩から上腕部が数カ月前から痛かったのですが、この数日でかなり良くなりました。また、ラジオ体操で飛ぶと膝や足首が痛かったので昨年以来、飛んでいませんでした。ところが最近痛みがなく、昨日から小さく飛んでいます。痛くなりません。これも効果かもしれませんし自然に治る時期だったのかもしれません。私は遠赤外線浴を中心として、ひょっとしたらラドン浴も加わって、治療効果を上げたと思っています。
右足のしびれはまだ全く効果はありません。医者からは10年かかると言われているのでそう簡単には良くならないでしょう。

微量だと有益、大量だと害毒

2014.5/6(火)、曇り ホルミシスという言葉を知っていますか?
いろんな元素や化合物が、微量だと人間に有益で大量だと害毒になるという考えだそうです。
塩(食塩)は毎日3,4グラムは必須量というのはご存じのとおりですが、300グラムくらいを一度に摂取すると人間は即死するらしいです。確かに、銅や水銀なども大量だと毒になるが、微量だと必要です。

このようなことは多くのものごとで見ることができます。例えば、子供の教育でも適度に叱ることは必要でも叱り過ぎると委縮させてしまいます。麦は2月頃に麦踏みをすることで霜柱で浮いた根をシッカリと土に付けて枯れることを防ぎます。生物は予防注射などで体内に病原菌の情報を取り込むことで免疫システムが機能して大量の強い病原菌がやって来たときに直ぐに対応して病気にかからなくできます。子供時代にワイルドに遊び小さなケガ等を経験することで限界を知り、それにより大きなケガを防止できます。精神も、小さな精神的なストレスを経験することで大きなショックも受け流す事が出来るようになります。
国も防衛がシッカリしていると周辺諸国に伝えることで侵略されないで平和を維持することができます。また、国境の小競り合いの戦いをうまく処理することで本格的な侵略を防御できます。

Wikipediaには下記のように描いてあります。
「ホルミシスとは、何らかの有害性を持つ要因について、有害となる>量に達しない量を用いることで有益な刺激がもたらされること」
http://p.tl/NfPH

大量だと毒になる物質が微量に体内に入ることで体を刺激して活性化するという理解のようです。面白いのはその先で、放射線においても同様のことが言えるという主張があります。T.D.ラッキー博士の研究では、
放射能が年間3mシーベルト程度というのは不足レベルであり、
10mシーベルトが限界でそれ以下では不足、
100mシーベルトあたりが最適値、
1000mシーベルトが10mシーベルトと同じ程度の限界でそれ以上だと健康に害が出始める、
という主張です。
これによれば、現在日本のあちこちで行われている除染の基準は厳しすぎて無駄な出費になるだけなので止めるべきである、ということらしいです。
電離放射線の生物学的効果: 日本に贈る一視点、T. D. ラッキー, PhD
http://p.tl/6Q5Y

日本でも同様の意見があります。
http://www.shinene.com/hormesis/effect/
ただしこの記事を書いている会社については、健康食品の販売などをしている点などすぐに利益につなげようとしていることから、私も少し違和感があります。