インクタンクの重さ

2019.1/15(火)、曇  キヤノンの黒の顔料タイプBCI370PGBK、XLの空ができたので重量を計った。このタンクは10日以上前に「インクがなくなった可能性があります」として「×」表示の出ていたものをそのまま使ってA4文書を30~40枚くらいプリントし、ようやく本日交換したもの。まだカスレが出るようなことはなかったが。容器の重さは19.3gだった。
2019-01-14 12.00.40

念のため容器を開けてみたがインクは一滴も残っておらず、交換した時期としては妥当だったようだ。
2019-01-14 18.19.29

残念ながら「×」表示がで始まった時点で重量は計らなかった。2017年に調べたときは「×」表示の出た時点での重量は23.6gだったので、もし今回も同じようだったとすると4.3g、18%もさらに使えたことになる。
  23.6-19.3=4.3g

メーカは安全サイドに立って早めに交換を薦めているのだろうが、もう少しどうにかならないものか?
せめてタンクを透明にして目視チェックできるようにしてほしいのだが、最近は真っ黒の不透明だ。

不透明タンク・・・これはエプソンも同じ。紫外線でインクが劣化するようなことは、プリンタの中で使うことを考えればあまり関係なさそう。素人考えだが、ユーザに関与させたくないという意思の表れだろうか。

互換インクを使ってみた

2018.1/25(木)、晴 Amazonなどでパソコンのインクを買おうとすると純正よりも先に互換インクが表示されます。あまりに多いので、品質が悪いのではこんなに多く出回るはずがないと、使ってみることにしました。

私は文字(黒)をプリントすることが多いのですが、文字の輪郭のにじみがほぼ全くなく、水滴が付いてもにじみがほぼ全くないキヤノンの顔料インクの大ファンです。(E社などの染料タイプの文字は輪郭ににじみがあり、水が付くと大きくにじんでしまいます。)

現在のプリンタではBCI370PGBKというのが純正品なのですが値段が高いです。
2018-01-25(4)

しかも最近は目詰まり防止などのためにスイッチを入れるたびに無駄な噴射をするそうで、ちょっとしたプリントを行うたびにスイッチを入れる私は気になっています。また、プリンタを使わなくても一定期間ごとに自動的に噴射して清掃しているそうでこのため、あまり使わない場合などは大変高価なものになっているという記事があります。

そこで利用者としては互換インクと言われるものを使ってみたくなります。色調が純正とは微妙に異なるとも言われますが黒だったらそう違わないだろうと思っています。

Amazonで探してみるといろんなものが出ています。その中でS社の、2個で1110円と言うのがありました。送料込みで1個555円というのは安過ぎますが、「お得」と書いてあるので何かのちゃんとした理由で「お得ですよ」とAmazonが書いているのでしょう。「顔料」と書いてありますし残量検知対応と書いてありますので大丈夫でしょう。(下の写真は会社名は分からない様に加工しています)
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昨年秋、買って印字してみると以下のように問題がありました。写真の上の文字が純正インク、下がS社の互換インクです。
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1.下の互換インクは文字の輪郭が微妙ににじんでいます。
2.文字の色が全体的に薄い感じです。
3.文字の中に微小な白いヌケが散在しています。
4.水を付けてみると右の「提案」の部分のようにインクが溶けだしています。これは印刷後2,3週後のものです。上の純正インクは水を付けたのか分からないくらい全く溶けていません。

これはどう見ても顔料インクではなく、染料インクです。しかも色が薄いとか白いインクの付いていない部分があるということは品質が悪い都しか言えません。キヤノンBCI370対応と書いてありこれで染料というのは間違いです。しかも「顔料」と書いてあり、これはS社の悪意としか思えません。

最近になってS社に画像を付けてクレームを申し出たら、買ったのは昨年10月頃だったのですが、お金を全額返してくれることになりました。その対応はまじめで良かったと思いますが。

次に○○社の2本で1980円のものを買うことにしました。1本あたり990円になります。純正のBCI370XLは1778円などですから56%です。
S社の失敗の経験があったので、まずメールを送って本当に顔料なのかと聞きましたら、間違いなく顔料でありにじみは無いと連絡が来ました。またクレームがあれば取り換えやキャンセルに応じる、保証期間は1年と書いてありました。

 

届いたものの重さを計ると42.7gあります。
2018-01-25 11.34.45

以前、純正の空の容器の重さを計ったことがありますのでそれと比較してみました。なおこの互換容器の重さは分からないので純正容器の重さを使って比較してみました。

純正新品(通常タイプ)  純正容器  インク量
33.7g        23.6g   10.1g

○○社互換新品(増量タイプ) 容器(推定) インク量(推定)
42.7g         23.6g   19.1g

この増量互換インクの推定量は19.1gと純正通常タイプの1.9倍もあります。

品質の比較 上の文字が純正インク、下が○○社の互換インクです。
文字周囲のにじみは全くないと思いました。しかし、純正と比較したり、拡大して見ればわずかにあります。拡大しない普通の使い方ではほぼ全く気になりません。
色は僅かに薄い感じがしますが純正と比較しないと気になるほどではありません。また文字の中の微小な白いヌケは無いようです。ただし拡大してみたら僅かに白いヌケのあるのが分かりました。拡大しない普通の使い方では全く分かりません。
水滴を付けてみましたが、にじみは全くありませんでした。十分合格点です。
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なお最初にこの互換インクをプリンタにセットしたとき、インクが認識できないとメッセージが表示されてあわてた。会社に電話するとプリンタの電源を引っこ抜いて10分してから再度スイッチ入れて、インクをセットしてくれとのこと。やってみたらうまくいきました。もしうまくいかなかったら別のものを送るなどの申し出もあった。電話対応も良心的で上手でした。
インクの残量検知機能もあるそうだが、これはまだ減っていないので分かりません。たぶん大丈夫でしょう。
これを見たキヤノンプリンタの皆さん、いい会社は応援しましょう。どんどん買ってほしいと思います。

全体的な感想・・・当然のことですが、互換インクは値段ごとに差があるようです。あまり安いのは品質が劣る、または顔料のはずが染料だったように別物もありえると考えるのが良いと思います。

最後・・・9月になり、プリンタが壊れました。プリンタを買い替えます。高くついたかも。もう互換インクは使いません。
それにしても純正インクは高いな~。良い製品は高い、とあきらめよう。

黒の大型タンクの入れ替え

2017.3/8(水)、晴 キヤノンの黒の大型タンク・BCI370-PGBKのインクがなくなった可能性があるので交換を勧めると[×]表示の案内がでた。OKボタンを押せばそのまま使えるとも案内が出ている。ただし、インク切れのままで使い続けると故障の原因になると脅してある。
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そのまま使うことにした。その時の重さは23.6g。本当に使えなくなるのはこれまでの経験では15%くらい使えるから、あと10日程度は使えるはずだ。
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なお、交換する新品の重さは33.7g。よって、インクの重さは、
33.7-23.6⇒10.1gということになる。
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インクが切れた

2017.2/19(日) キヤノンのプリンタでシアン(C)、青色で「インクがなくなった可能性があります、インクタンクの交換をお勧めします」と案内が出ました。
 空になったインクタンクの重さを計ってみると15.7g。これを再度セットすればもう少し使えるはずだと思ってセットしてみたが、インク切れの表示が出るので使用をあきらめました。昨年末やったときは再セットができて14.5gくらいに減るまで使えたのですが、ソフトウエアがいつの間にか入れ変わったのでしょうか?、残念です。
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 タンクをばらしてみました。下の写真で①タンク本体のカバー⑤を外すと、タンクが3つの部屋に仕切られているのが分かりました。その一番大きな部屋に白いスポンジ④があり、取り出してみると下にはインクの青色が染みていました。
 そのまた下には②,③の同形のスポンジが2つ入っていました。このスポンジにはまだ少しインクが残っているようで、敷物にたくさん付いてしまいました。
 タンク①の中央分部にあるインク部屋から出てきたインクが②,③に染み込んで吹き出し口へ供給されるようです。インク部屋(らしい所)の壁にはインク水滴が僅かですが付いていました。
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 タンク①の下には、スポンジ②の下のあたる部分に穴が開いており、これは下から見ることができます。
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BCI-371Cは満タンで20.0gですから15.7gを差し引いて4.3gが今回のインクの重さになります。

プリンタには、買っておいた増量タイプをセットしました。その重さ24.5g。
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 もし、空になったときのタンクの重さが同じく15.7gだったら、インクの量は9gくらいもあることになります。標準サイズの4.3gと比べると倍以上あるんですね。
  新品24.5-使い終わり15.7(~15.4)=8.8(~9.1)

 値段をアマゾンで見ると、通常のものが792円、XLタイプが1158円なので1.5倍です。インク量が2倍くらいありますのでかなり得ということになります。
かなり得・・・通常タイプ792円を27%(213円)引きの579円で買えたことになる。

 多分これで良いはず;(1-(792*2-1158)/(792*2))*792=579\

キヤノンのインクカートリッジを計る

2016.11/20(日)、曇のち晴れ キヤノンのプリンタを使っています。インクの消耗が激しいとの意見がありますので、調べるために重さを計っていました(⇒9/28(水)10/1(土) )。そこで本日、空になったのがあるので重さを計ることにしました。

黒の大型タンクBCI-370PGBKは空の状態で20.6gでした。
(これは黒文字を印刷するときに使う顔料系インクとされています。フォントの明瞭な輪郭が印刷されるし、乾燥後は水で滲まないので私の好みです。)
2016-11-20 17.55.18

なお、インク止めプラスチックは3.8g、カバーシートは0.4gでした。
2016-11-20 17.55.36
2016-11-20 17.56.29

9/28(水)に測定した37.7gから引き算するとインクの重さは12.9gになります。
 37.7-(20.6+3.8+0.4)=12.9

インクが残っていないかと思って、壊して調べましたが見事にほぼ完全に使い切っていました。
2016-11-20 18.02.36

●少し気になることがあります。それは、約1カ月前にインク交換の×印が表示されてプリンタが停止したのですが、(普通はそこで交換するのですが)試みにプリンタの[OK]ボタンを押したらまた動き出しました。ところがその後1カ月くらいの間に50枚くらいも、文字の多い資料をを印刷したと思います。その間、×印と「インクが切れた恐れがあります」と表示されていましたが、かすれることはありませんでした。ということはこれくらいは印刷できるのに×を表示していることになります。
本日終わりにする気になったのは、あまり長い間×の表示で使っているので、そろそろ終わりにしてみようと考えたからです。たまたま本日空っぽになったのでしょうか?、不思議です。
なお、私の使っているプリンタMG5730は、光学式の検知をしないで、ドットカウントだけで判断しているようです。つまり噴射したドットを数えているだけなので残量を正確に測定しているわけではありません。と言うことは印刷途中でかすれの起きる事故を防止するために、安全策としてかなり残っているうちに停止の×表示を出している可能性があります。今後調べていきます。

さて本日、青(シアン、C)に減少マーク「!」が表示されたのでその重さを計っておくことにしました。16.1gでした。これは×と違って停止の表示ではありませんので、交換する必要はありません。
ご参考;10/1(土)に、満タンのものを計っていますが23.4程度のようです。
2016-11-21 09.57.18

また、371BKが3週間くらい前から減少マーク「!」が出て使っていますがこの重さを参考までに測定しました。15.7gでした。当然まだ使えます。
2016-11-21 09.57.40

なくなったという×マークが出たときにどれくらいのインクが残っており、その後どれくらい使えるのか、調べるのが楽しみです。