百年塾でスマホ講座

2020.8/18(火)、晴  日立市生涯学習課の外郭組織として「百年塾」という面白い組織があります。昨年はそこの市民カレッジで5カ月、と言っても週1で20数日でしたが、受講生として楽しい勉強をしました。
今年は、市民教授に登録してスマホ(スマートフォン)の使い方指導の講師を務めます。私のスマホ指導歴は、昨年9月から青葉台サロンでスタートして20回あまりやって、7月は金沢団地集会所で2回やったり、やった後は数名の方が個人指導を希望されて詳しくやるなどやっています⇒これまでの実績

スマホを教える方法は2つあるようです。
1;少人数対象・・・1(~4)人くらいの受講者として、分からない所を言ってもらってその点を指導するやり方。この方法は、不明点を解決するので使えるようになったと満足度は高い、しかし、スマホの全体像を知ることが難しく、電話とメールとカメラが一応使えることで満足するだけになってしまう恐れがある。公共機関や契約店の説明以外では、最低でも1時間で500円くらいのやや高価なものになろう。
2;大勢対象・・・5,6人以上を対象に、スマホの全体を準備した資料にそって説明していくやり方。この方法は、スマホがどう動いているのかとか、便利なアプリの多くを知ることができる。もっと便利に使いこなしたいという人に役立つ。しかし、個々人の分からない点を詳しく指導する時間が取れないので、そのようなことを期待する人には不満感が残る。それをカバーするには上記1との併用がが必要になる。
今回のスマホ講座は20人以上を対象とするので2つめのやり方になります。

本日からの百年塾の講座では2時間ごと毎週(火)に合計6回やります。20名の募集定員でしたが、いろいろ事情があって23名の参加で行いました。

プロジェクタ表示なしで実施

スマホの画面をWiFi経由でパソコンに転送して、プロジェクタに映すつもりが、ちょっとした手違いでパソコンに転送できず、初日はプロジェクタなしでやりました。じつは初日はテキストがあればスマホなしでやるようになっているので、なんとか乗り切れました。

テキストは3つに分かれています。スマホなしでやれる入門編、操作の基礎からやる初級編、アマゾン利用などまでやる中級編の3つです。もともと10回でやるものを6回用に再構成したので、紹介するアプリの数が少なくなり、内容も基本的なものに限定することになりました。

63頁の資料を23部作ったので1450頁近くインクジェットプリンタで印刷しました。正味5時間くらいかかりました。
インクはヤフオクで少々安く買いこんであります。
印刷終わったら大型のホチキスで留めて完成です。家内工業の雰囲気です。
3部×23冊=合計69冊作ったことになります。
透明なファイルフォルダにとじ込んで完成。23冊の自作テキストが作成。この透明フォルダは、だいぶ百円ショップをさたしたのですが、ありませんでした。あれば100円で4冊くらい買えそうですが、事務用品メーカのリヒトのものしかありませんでした。透明なので、先頭頁が見えて、気に入っています。


やっみて考えたこと・・・私よりも経験豊富なスマホ活用の専門家は人口18万人のこの町に大勢いるはずだ。しかし、200人あまりの市民教授でスマホを教えると登録している人は私を含めて2名のみ。しかも今年講座を開く人は私1名のみ。開いてみると大勢の参加がある。ニーズはあるのに、なぜ教える人がいないのか?
1つには、スマホが多様な発展をしており、大勢を対象に教えるのが大変な状況になっていることがあるように思う。スマホにはAndriodとiPhoneの2つある。私が教えるのはAndroidだが、メーカやサービス会社によって、またバージョンによって、しかも個人の設定によって様々な違いが起きており、同じものは2つとないような状況にある。大勢を対象として教えにくい状況。またAndroidの上に簡単にする目的でもう一つのレイヤーを被せた大手キャリア独特のものは簡単にするはずなのに逆に難しくなってしまっていることもある。
2つ目は、教える側が時間を取られたくない、という事情があるだろう。時間かけて準備をして面倒な内容を教えるのに、驚くなかれ、たぶん秘密ではないはずなので書くが、2時間で1人200円しかもらえない。1桁間違っているのではない。ボランティアだとしても少なすぎる。(これではやる気が起きないという私はボランティア精神に欠けているのか?)
しかしこんなことをやってるよりも、ゴルフやったりスポーツクラブに行った方が楽しいに決まっている。いきさつがなければ私もやっていなかったろう。(これは現在ほんの少しだが変えようと検討されているようだ)
3つ目は、教わる方が「できるだけ安く、できれば無料で教えてほしい、なぜなら販売店だと無料で教えてくれるんだから」と思っていることが影響しているかもしれない。こう考えている人は、格安スマホだと月1380円で使えるものを、販売店は月に5,000円とか、契約によってはも1万円近くも取っている。その差額があるから販売店は無料で教えてくれる、ことを知るべきである。またその販売店の指導で満足できているなら他の方法を探す必要はないはずである。高い利用料金を払ってうまく使えない状況で良いのだろうか?、それよりも1度、数千円~1万円程度をかけてちゃんと習えば、その後ずーっと便利に使える方がはるかに自分のためになるはずだ。おまけに、うまくいけばもっと安い利用料金の契約に変更できるかもしれない。
教える人も多くの時間をかけて体得し、さらに次々変わるスマホ環境の勉強をして準備している。人はみな自分の時間が惜しく、自分が楽しいことをしていたいものだ。だから教わる側が相応の謝礼をしないと、誰も教える人がいないことになる。ちゃんと謝礼があれば、私以外にも講師が出てきて高齢者にもっと親切に教えてくれる人が増えるだろう。

団地の集会所でスマホ講座

2020.7/8(水)、雨  昨日は、K団地の集会所で14,5名の方を対象にスマホ講座をやりました。2時間で来週と合わせて2回。 (私は参加者と離れているのでマスク無しでやりました。)
手間暇をかけない条件だったので、資料は2回用に作り直さず、ありあわせのものを使いました。資料は、画面の細かい所が分かり易くするためにはカラー印刷が良いのですが、残念ながら今回は先方にて白黒印刷。
もともと2時間ずつ10回分の資料を、6回用に絞った、入門、初級、中級を持っていたので、このうち、前の2つを使用。2回という短時間でどうやれば良いか、新たな挑戦・経験です。
市の百年塾という組織で4,5月に6回で募集したときは30名近い応募がありました。(コロナ騒ぎで中止になり、8,9月に再募集でやります)
ガラケーがサービス先細りの現状では、スマホ講習会のニーズは多いのですが要望にマッチした講座がないようです。例えば、ドコモに頼むと「らくらくホン」を勧める講座をやってくれるようですが、いろいろ問題ありそう。ここに書くと商売妨害と言われかねないので詳しくは書きませんが、私の方針は「高齢者にらくらくホンは勧めない」です。

コロナウイルスでスマホ講は中止

2020.3/28(土)、小雨 4/7(火)から1回2時間で毎週1回ずつ、6回ほど、市民教授としてスマホ講座を予定していました。25名近い応募をいただいていたのですが、残念ながらコロナウイルスの感染予防のため中止になりました。せっかく入門コース、初級コース、中級コースで合計70頁近いテキストを準備していたのですが。
2020-03-26 18.41.492020-03-26 18.42.45

2020-03-26 18.44.082020-03-26 18.44.25

欧米では都市封鎖が相次ぎ、東京もぎりぎりのところですから仕方がありません。日立市ではまだ感染者は出ていないようです。

フィットネスクラブは3月初めから集団で体を動かすものは全面的に停止になり再開の予定はないようです。筋トレは禁止になっていませんが、他人の握った道具はちょっと・・・。プールや風呂は問題ないようですが利用者は激減しており、いつもコース貸し切りのようにやれます。4、5月は自主休会です。

毎朝のラジオ体操前の107段の階段上りは2カ月くらい続けています。日によっては7キロくらいの犬を重しの代わりに抱いて登っています。多い日は朝昼夕の3度くらいも。

畑仕事はせっせとやれて嬉しいです。筋トレにはなります。

市民教授、スマホの先生

2020.3/9(月)、晴れ  3月5日号の日立市報にスマホ講座の案内が出ました。4月から日立市の市民教授としてスマートフォンの使いこなし方の講座を行います。
2020-03-05(1)

6回コースで、下の図のように入門、初級、中級コースに分かれています。
詳細⇒http://www.patentcity.jp/aobadaisaron/sumaho-shimin202004.htm
2020-03-09(2)

本日、事務局から案内があり、すでに10人近い申し込みが来ているそうです。4月7日からなので、その時までにコロナウイルスが落ち着いてくれればいいのですが、どうなるか心配です。

スマホ講座

2019.11/30(土)、晴れ 9月からやってきた青葉台サロンでのスマホ講座が2巡目になって、今週からは初級講座を始めました。
内容は、1巡目に10回やった内容を修正し、また一部は追加しています。
(クリックすれば画像は拡大されます)
2019-11-29(1)

この中の受講生の一人が、(火)は都合悪いとのことで、(木)(金)などに個別に協力することにしました。上のパンフレットにも書いてある「有償ボランティア」の2つめの仕事になります。
実は1つ目は、一昨日おこなったワードの指導でした。Excelは十分できる方で、ワードの初歩だけで、後はご自分でやれそうでした。

有償ボランティアは、数年来やりたいものと思っていたものでした。詰まり誰かに何かをお願いしたいのだが、お礼が大変だと思っている人がいます。そもそもお礼の物を買いに行くのが大変だ、という人がだんだん増えてきています。そこで、お礼なしで、できる人が協力しようというものです。しかし、お礼なし、と言われると迷惑をかけるだけでは大変だと思って支援を申し出られないことも想像つきます。
そこで、何かをやってもらうときに、ワンコイン(500円)を支払うことでお礼なしで気軽に頼めるようにしようというものです。何とかしてこのワンコイン・ボランティア活動を定着させたいと思っています。私が依頼する側になる前に。

ワンコイン・ボランティアを言い出すのが難しいのは、
・ボランティアでやるというのにお金を請求するのか、
・お金儲けの手段か、
・この歳になってまだお金が欲しいのか、
・お礼無しでやってる活動があるじゃないか、
などと考える人がいそうなことです。これを乗り越えるには、小規模の実績を作り、それを見せて広げていくのが簡単だろうと思っています。

ある会合で2時間かけてスマホ講座をやることになりました。2時間は長いようでもありますが、スマホを持っていない人から、スマホをかなり使いこなしている人まで役立つような話にする必要があるので苦労しています。下記のような内容にするつもりです。消化不良になるのは仕方がない、それでもやった方が良いと考えてやる予定です。
2019-11-29(2)