鏡はなぜ左右逆に映るのか?

 

2020.1/6(月)、晴れ 昨年末、テレビで鏡にはなぜ逆に映るかという問題をやっていました。
何十年か昔のことですが知人が、「鏡になぜ逆に映るか、しかも垂直はそのままなのに、水平には逆に映るのはなぜか、これを明らかにしたらノーベル賞がもらえるそうだ」などと言っていました。
私も、どう説明したらいいものかずっと考えてきました。

最近これはごく簡単なことだと気づきました。ネットで調べると同じ事が書いてありました。ただし、その説明は一部に難し言い方があり何か煙にまかれるような点がありました。私はそのうまい説明を見つけました。

自分が書いた「2」は下図のように正しい向きに見えます。
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これを鏡に映すと左右が逆に見えます。上下には逆になりません。
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不思議なようですが、これは不思議なことではありません。鏡は逆に映しているのではなく、正しく映しているのです。映すものを「逆に向けているので逆に映している」だけのことです。

その証拠・・・下図は紙を手に持っています。
このとき鏡にはこの紙の裏が白く映っているだけです。
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そこで書いた文字を鏡に映すために手を「水平に回して」います。
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ずっと回すと、紙の文字は見えなくなり、鏡に文字が写るようになります。
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完全に回し終わると、紙の裏からは文字が見えなくなり、鏡に映った左右逆の文字が見えます。つまり紙を水平に180度回しているので、それを鏡は映しているのです。

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その証拠は下の写真です。これは文字を書いた紙の裏が透けるように濃く書いています。そうして紙の裏から見える文字を鏡に映しています。これで、奥に映っている「鏡に映った文字も逆ではなく」正しく見えます。
紙を回転させていないので文字も逆転せず正しく見えるわけです。これが私のたどり着いた簡単で分かり易い説明です。
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つまり鏡はそのまま映しているのであり、紙を水平に回しているので水平が逆に見えるのです。

じゃ、紙を垂直に回すと鏡に映ったものは上下が逆になるのか?
そのとおりです。

その証拠・・・鏡に正しく映っている状態で、手前の紙を垂直に回してみます。
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紙の先を下げて、垂直に回しています。
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上下に回転し終えると紙も鏡の像も垂直が逆に映っています。つまり、紙の上下を逆にしたので鏡にも上下逆に映っているのです。左右に回転していないので鏡の像は左右が逆にはなっていません。
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私の結論・・・映すものを回転するから回転したように映り、回転したように見える、わけです。回転しなければそのまま正しく鏡に映って見えます。

ところが、ネットの記事を見ると次のように書いてあるものがあります。
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大事なことは「実は鏡は左右を逆に映していない。」という点だ。そして「上下も逆に映していない。」のだ。鏡がしていることは「鏡を正面から見たときに手前と奥を逆転させている。」だけなのだ。
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この説明文の中で「手前と奥を逆転させている」という部分が難しいです。厳密に言うと正しいのかもしれませんが、何かはぐらかされた感じがして、いまひとつ理解できた感じがしません。
それに比べて、私の説明は分かり易いのではないでしょうか?

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