スマホの電源

2015.3/15(日)、スマホの充電をほぼ毎日やる必要があるのに、差し込むコンセントが小さくて使い難く困っていました。
そこで、探してみたらQi規格(チー規格、と言うらしい)という無線で小規模電力を送電するための規格があり、製品も出ているらしいのです。
これは、電源アダプタからの出力端子をスマホではなく送信側機器に接続します。一方、受信用の1mm前後の薄いアンテナをスマホの裏に張り付け、それからの線をスマホの端子に(常時)接続しておきます。そうすることで、電源アダプタからの電力が送信機器からスマホの裏に取り付けた受信シートに無線で送られます。こうやって、スマホを送信機器の上に置くだけで充電できるという仕掛けです。うちの固定電話の送受話器が(Qi規格ではないと思うのですが)すでに無線充電式でしたので理解ができました。

インターネットを探すといくつか売っていましたので買うことにしました。なお、スマホに接続する端子は上下の向きがあり、幅の短い方が画面に向かっているのを上向き、裏に向いているのを下向きと言っていることを知りました。逆では使えませんので買うときに注意が必要です。各店の製品紹介欄には上向きとか、下向きと明瞭に書いてあります。上向きが需要が多いらしく、製品の数も多く、値段も下向きよりも若干安いようです。ところが私のASUSのスマホは下向きでした。

さて、Wという店の製品が良さそうなので発注し、数日で届きました、下の写真の真ん中がその受信用のアンテナシートの箱です。厚さ5,6mmの小さなものでした。写真の右側の箱が送信側機器の入っているものです。これは形は少し大きいですが軽いです。送信側機器は向きはありません。
また、スマホの裏面全体をカバーするカバーもおしゃれ用途としていろいろ出回っておりますが、Qi受信板をスマホの裏面に張り付けると必須のようですので買いました(写真左側)。D150308(1)

下の写真が箱から出した受信シート。厚さは1mmもなく、重さは数グラムしかありません。これで送信側機器からの電気を受信してスマホに充電してくれます。

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ところが、届いた受信シートの接続端子を良く見ると上向きで、私の下向きのスマホの接続端子と合わないことが分かりました。下の写真の黄色い部分が買ったものの説明図。
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この店の説明には下記のように、上向き用だと書いてありません。また、Galaxy以外では使えないものがあると書いてあるので、私のAsus社のZenfone5というのはGalaxyと同じOSのAndroidなので使えると思ってしまったのでした。D150314(51)

そこでW社に、説明が分かり難いのが原因で間違ったのだから返品する、返送代金もそちらで持ってほしいと連絡しました。そうしたら、W社では返送代金は持てない、アマゾンに聞けとのことでした。アマゾンに聞いたら、返送代金をもつとのこと。ところが返送するときに間違って私が切手を張ってしまいました。そうしたらアマゾンから、品物の代金と返送代金を返金してくれることになりました。さすが、アマゾンは正直ですね。すばらしい。
W社はその後何度かやり取りし、「■重要事項■の一番目に上向き専用だと書くべきだ」と伝えたりしたら少し説明を改善しました。でも「下向き用」だと文字ではいまだに書いていません。また「カスタマー」店の評価として「製品の案内が上向き専用と分かり難い」と買いたら、店の評価出ないので出せないとアマゾンから言ってきました。この部分はアマゾンといえどもおかしいですね。
なお、出力は500mAなので充電速度が遅いと書いている所は正直で好感が持てるのですけどね・・・。
今後W社の製品は買いません。アマゾンもこんな分からないものはちゃんとしてほしいですね。

で翌日、アマゾンの「買物隊」という別の店から、下向きと明示してあるものを買いました。充電能力は1000mAhと書いてあり急速充電が可能と書いてあります。1000mAhとは電池の性能なら分かりますけど、充電能力と言われても、分かりません。1000mAのことでしょうか?

香港から航空便で送ってきました。開封してみると前のものよりもやや厚い感じで少し重そうですが、充電時間が短いならまあまあです。重くて厚いせいか、値段はこちらが安いです。どこかに8$と書いてありましたが、日本円での価格は1760円でした。それに香港からの送料が340円でした。製品不良は到着後7日間と言うことは保証期間は7日ということのようです。
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さっそくスマホの電源端子に取り付けました。下の写真の右側にある裏カバーを付ければ終わりです。
なお、受信シートにはスマホに張り付ける接着部分が付属していますが私はそれを使いませんでした。裏カバーでシッカリ押し付けていれば大丈夫でしょう。それに、受信シートを外してUSBケーブルで充電する必要が生じた場合、接着しておかない方が外し易いはずです。Qi受信シートについての評価をインターネットで見てみると何度か使ったら断線したなどと書き込みがあります。
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下の写真は裏カバーを取り付けたもの。スマホ裏面とカバーの間に受信シートが入っています。右面に、受信シートからの電力をスマホに接続する端子が黒く見えます。
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ところがこの黒い接続端子が問題です。下の写真に大きく示すように接続端子の底(スマホへの接続面の反対側)から接続ケーブルが出ているのでスマホの裏に伸ばすには出っ張りが邪魔になり、使っているうちに断線の恐れが大きいように思えます。
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下図の(A)が現状の接続端子と接続ケーブルです。(B)は接続端子の左側からケーブルが出ており、スマホの裏に伸ばし易くなり、ケーブルが断線し難くなります。
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下は送信側機器にアダプターを通して電力線をつないだところ。
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この送信側機器の上に、スマホを乗せると手前のランプの色が変わります。これは受信シート側で受信したということが、送信側に逆に伝達されたことを示しています。
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スマホの充電ランプが赤く点灯し、充電のアイコンが緑に変わっています。これで一晩おけば充電完了。注意しながら使えば断線もしないでしょう。
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  1. ピンバック: スマートホンの利用 | MG六車農園

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