スマホをあきらめる

2015.1/10(土)、晴れ スマホを使うことにして数日やってみたのですが、あきらめて携帯電話にもどすことにしました。

世の中ではスマホが幅を利かせています。しかし毎月の利用料がフィットネスクラブ代金程度もの高額を支払うのは納得がいきません。一方最近は格安スマホが一般新聞でも紹介されるようになって来て使い易くなってきたようです。そこで、ASUS(エイスース)社のZenfone5という昨年11月頃に発売されて評判のいいスマホを買いました。32GBタイプの容量の大きいタイプで32,000円あまりしました。格安スマホでないものは7,8万円しますので易くて高性能と思います。

これまでの携帯電話と同じ番号を使う手続きをして、楽天モバイルで毎月1,600円余りで使える契約として、その為の部品であるSIMカードを買いました。数日やってみて下のようにホームページはちゃんと見られるし、メールもLINEも繋がったのですが、結局は使い勝手が良くないので、これまで通りの携帯電話に戻す事にしたものです。

画面は大きく素晴らしいものです。ところが大き過ぎて、出掛けるときに携帯電話のように気軽に持っていけない感じです。
D150110(15)

スマホを受け取って、裏ぶたを開けてマイクロSDカードやSIMカードを挿入しました。
D150109(4)

右下にマイクロSDカードを入れました。カメラは2つ持っており、表に400万画素、下の写真に出ているのは裏にある800万画素程度の撮像部を持っています。これは素晴らしい、と思ったのですが・・・
D150109(7)

下のものは楽天モバイルから送って来たSIMカードというものです。
D150109(6)

これをまたスマホの中ほどに突っ込みました。D150109(8)

携帯電話からの電話番号やメールアドレスの移動は、ASUSジャパンの親切な電話指導に沿って旨くできました。SDカードでできなかったので、Gメールのサーバに移し、それをさらにスマホに移すようなことをやりました。

LINEも繋がり、無料のメールや電話が利用できるところまで来ました。しかし・・・、操作の点では、携帯よりもめちゃくちゃ面倒です。いろいろな機能があって複雑です。もちろんパソコンよりも字が小さい・・・。これらは歳とってきて新しいものごとへの理解能力の低下のせいもあります。これは逆らえません。

それに加えて、下の写真からも分かるように携帯電話よりも遥かに大きく、持ち運びに不便です。おまけに電池容量が小さく、毎日充電しないといけない。さらにその充電が、私の携帯電話は電源パッドの上に置くだけで電極が接触して充電される手軽なものなのですが、スマホは本体下にある小さな穴にコード先端の小さなプラグを突っ込んでやらねばなりません。ストラップも付いていませんので犬の散歩途中で気軽に扱えません。私は携帯電話でさえもストラップが無いと落としそうで心配です。これもまた歳のせいでしょうか。
D150110(16)

重くて、面倒で、取り扱い慎重にせねばならず、複雑で・・・。だから多くの人が歩きながら使ったり、電車の中で友達と話しもせず窓の外を見もせずに黙々とやってるんですね~。私は歩きながらやりたくない。

私の残り少ない人生は、パソコンや机を離れたら犬と一緒に散歩して、季節と共に変わりゆく風景を見て、東京などに行ったときは大きく変わりゆく町並みを見たいものです。電車に載ったら本を読んだり眠ったり、また車窓を眺めていれば1,2時間は直ぐにたちます。電子世界との接触は机の上だけで一杯です。Windows7のリボンさえもなじめず、クラシックスタイルで使っています。しかし、そのパソコンでやっていることは、いろいろと高度な事をやっています。若干の仕事をしたり、本を書いたり、ブログを書いたり、経済活動をしたり・・・。IT技術は、利用する内容に生かすことが大切です。特に歳とったら道具の目新しさを楽しむ時間はありません。その時間はもったいないと悟りました。

そういうことで、数日でもって見切りをつけて、元の携帯電話に戻る決断をしました。スマホをしかも難しい格安スマホをいじくりまわした良い経験と、携帯に戻る良い判断をしたと思います。このスマホは今後は家の中の無線LAN/WiFi環境で、2代目のタブレットとしてホームページ参照などに利用します。

格安スマホを使ってみたいと、ウジウジと長い間考えているより、使ってみてこれは無理とスパッと切り替える気持ちが大切と思いました。やらずに後悔するよりもやってみて後悔する方が価値がある、と思います。お金は少々かかりましたが、スマホを1年使うよりもはるかに易い金額です。

届かぬブドウは酸っぱい、のかも、(~_~;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です