「ある町の高い煙突」映画化

2018.2/12(火)、晴 100年余り前、日立鉱山では銅精錬の排煙に悩まされた農民と会社が一致協力し、当時世界一の高さの煙突を作り上げ、無害化に成功しました。それを新田次郎が小説「ある町の高い煙突」に書きました。そして今年映画になります。制作費1億2000万円のうち、まだ2000万円が準備できていないそうです。出演者はじーさん(主人公の父)に仲代達也が決まったとか。
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ひどい煙害が収まった後、山に火山の亜硫酸ガスに強いオオシマザクラを山中に500万本も植え、その後近隣の自治体にも提供しその数も500万本になったそうです。
その銅山の持ち主で社運をかけて大煙突を作った人が「久原房之助」、明治人は偉かった!
水俣で生まれ育った私でなくとも感激する物語です。
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それを見て、日立市の町中にもどんどん植えられ、今でも町中には桜がいっぱいです。
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一方会社は、従業員の慰安施設として共楽館というのを作り、演劇公演や映画上映などで賑わったそうです。その共楽館が100年を迎えます。

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