■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■  2014.3.2

■WebCPC、WebFIのおもしろ利用

 WebCPC、WebFIをダウンロードしたけど使っていない方はいま
せんか?

面白い利用例をご紹介いたします。暇を見つけてやってみたら
面白い展開があるかも。

「」内のもので検索してみてください。

まず、Hセクション指定してください。
1.「ガリウム[Ga]、主な構成素子として」で検索してみる。
 結果;何でこんなにたくさん?

2.「"Gallium [Ga] as principal constituent"」で検索する。
 結果;和訳と同じか?

3.「Gallium [Ga] as principal constituent」で検索すると
 これらの単語のor検索になってしまって膨大な回答になり
 ます。が、面白いかも。

4.第1質問ボックス;「ガリウム[Ga]、主な構成素子として」
  第2質問ボックス;「コーティング」
 結果;似たものがたくさん?

5.全セクションを指定して
 「・・・・・・・・・・・・」、つまり全角ドット(中黒)
 12個で検索する。
 結果;たくさんの回答は何?

6.「G05B 2219/49」で検索する。
 結果;ドット2ですね。次(下)のドット2はどこ?

7.「H01L 2224/00」で検索する。
 結果;"H01L 2224/"はどこまで続くのでしょうか?

8.WebCPCとWebFIで「幹細胞」を検索して比較する。
 結果;医薬用製造への幹細胞の利用はFIに?

9.次は参照利用です。
 WebCPCで[CPC参照]をクリックして、Yセクションを見る。
 特にY01Sを見る。
 結果;USPとの苦心の合作?

 
■昔々、その8・・・     前←  ⇒次

 おカネをどうやって安全に持っていくか苦労しました。ホテル代金はカードで支払ったはずですが、タクシー代やちょっとした買い物のために現金が必要です。フランスは一泊しただけですが、タクシー代金のためにやはりフランスの通貨であるフランに替える必要がありました。

 また訪問先の国も1週間ごとに別の国に移動しますのでそのたびに別の通貨が必要です。ですから入国時にあまり多くその国の通貨に変えて、使いきれずに余ってしまうと出国時に再度変換する面倒さもあります。


※街中が美術館のようでした。立派で大変驚きました。


 おカネについては、出発前からいろいろと怖い話を聞いていました。雑踏でのすり、空港での置き引き、飛行機で預ける手荷物からの抜き取り、税関員の悪事、タクシー運転手のごまかし、ホテルでの泥棒や従業員による窃盗、クレジットカードの悪用、アイスクリームを背中に押しつけて服を脱がせて金品を盗む、子供のタカリ、日本人は金持ちで用心が足りないと思われているとか、路上や公衆トイレなどのような所でのホールドアップ(手を上げろ!!)や誘拐などなど・・・。

 持参するカネは、訪問先から請求されたら支払わねばなりませんし、非常事態にはカネだけが頼りです。うまくいく限り、ほとんど使わないで済むはずでしたが。金額は、個人としては結構な額を持っていきました。
トラベラーズチェック(旅行者用小切手)はサインしないと現金化できないので安全性は高いのですが、もし盗まれたらその対策に時間がかかるし、予定どおりに移動できなくなると大変です。
日本大使館とか会社の欧州出張所などのことは調べてはおいたのですが、なんといっても事故、事件にあわないようにすることが大切です。

 スペインはまだしも、この後、エジプトやトルコ、アフリカのカメルーンなどまで行くのですから、安全対策は万全にしておかないといけません。カメルーンはサッカーのワールドカップ日本大会などのせいもあって今でこそ知っている人も多いでしょうが、当時は「そんな国どこにあるの?」と言うばかりでした。

 さておカネの話ですが、まず自分の日本円は現金を数万円分と財布の中の小銭を封筒に入れておきました。それにフランスのフランも、また後でフランスに一度もどって来ますので別の封筒に入れて持っています。
 ン十万円のおカネは米国ドルのトラベラーズチェックで持っていきましたが大小の額面があり、少しぶ厚くなっていました。財布には入りませんし、入ったとしても財布を盗まれたらアウトです。この束をどうやって持って回るか、先輩たちから教えてもらいました。

 僅かに残っている資料を見ると合計で5,000ドル持って行ったようです。当時は1ドル200円程度でしたので、ちょうど100万円持っていたことになります。いまから考えるとずいぶんたくさんの金を持ち歩いていたものです。当時としては、日本から離れるということは完全に自分だけで生活する、飯も安全もすべてこれで賄うという覚悟でした。いざというときは、金で命を買うこともあると考えていました。もちろんそのような事態にならないように万全の安全対策に気を使っていました。

 これだけの金を持ち歩く一番良い方法としてズボンの内側にポケットを縫い付けるというものでした。ベルトの位置から下に垂らす袋を縫い付けるわけです。もちろん真正面ではなく左前の位置です。不格好ですが、外から見えるわけではないし。これで盗難の心配はほぼなくなりました。

 ところが最初のスペインでは一体どれくらい使うか見当つかず、空港の銀行で小額しかスペインのペソに替えなかったようで、替えたおカネを使いきってしまいました。そこで銀行に寄って換金しようと窓口に行ったとたんに、あっトラベラーズチェックはズボンの中でベルトを緩めないと取り出せないことに気づきました。

 「トラベラーズチェックはズボンの中だ、先にトイレに行きたい」と言うと、「OK、地下にあるからそこに行け」とニコニコ顔。大金の換金を期待していたかもしれませんが、わずか数万円の換金でがっかりしたことでしょう。
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