■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■ 2015.4.15

■概念検索の講演会

 概念検索を中心とする情報検索の講演会を5月、6月と続けておこ
なうことになりました。

1.情報検索などの研究団体・・・1時間半

2.セミナー会社主催・・・6時間;今年は検索式作成も時間をかけてやる
 「専門調査員と研究者の特許調査のための上手な検索式作成と概念検索のやり方」
 https://www.rdsc.co.jp/seminar/150654

 
■昔々、その25・・・    前←  ⇒次  その1

 数十年前、1月末から3月初めの6週間にわたり、スペイン、ギリシャ、トルコ、エジプト、カメルーン、南アフリカの6カ国を訪問した長い出張も終わりに近づいています。

 南アフリカからインド洋を超え13、4時間かかって香港に着きました。その時私は10カ国の通貨を少しずつ持っていたようです。訪問した6カ国分と、経由したフランスとケニヤ、それにドルと円です。ドルは国際通貨ですので、お釣りをドルでもらったりしたこともあって小銭もありましたし、会社の財布と自分の財布がありました。

 香港に着いたのは一晩飛行機で寝たあとの午前中だったようですが、なにか疲労感がありました。安ど感のせいだったかもしれません。香港で1時間あまり休んでまた4時間くらい飛んでようやく羽田に着きました。長時間、太陽に逆らって飛んでいましたので日付が分からなくなってしまいました。

 長く乗ったものです。当時は、エコノミー症候群などという言葉はありませんでしたね。じっと座っている人が多かったように思いますが、大丈夫だったのでしょうか。私は好奇心が強いので、あちこち飛行機内を歩き回っていました。現在なら、挙動不審者としてマークされていたかも。

 羽田は3月6日に着きましたが、まだまだ寒い時期でした。セーターは香港あたりで着込んでいましたが、飛行機を出て空港ビルに移ると寒くて仕方がありません。荷物を受け取ったらその足でトイレに行き、税関を通る前に冬の背広を出して着替えました。

 羽田には、3歳の息子と女房が迎えにきていました。そとのき、自分の奥さんの髪毛がまっ黒でたくさん生えているのに驚きました。驚くというより何か気持ち悪い感じを受けました。茶色の髪の毛とか、縮れて短い毛などばかり見ていたせいでしょうか。

 当時のパスポートを見ると1月21日に出国し、3月6日に帰国しています。この出張のお陰で私は度胸がつきましたが、会社としては何が役立ったのか、いまだにはっきりしません。

 それにしても、現在だったらとても許可されないだろうなと思います。トルコ、ギリシャ、エジプトは何か爆発しそうだし、カメルーンはエボラ出血熱の近くだし・・・、風評被害的ですが。

 報告書はすでに国ごとに書いてしまっていましたので、帰国後に忙しいことはありませんでした。またそれ以来、こまめに書く癖が付いたかもしれません。

(昔々の出張物語は次回が最後です。) ⇒次


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