■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■   2014.1.3

■「WebCPC」を無料提供

 CPCの翻訳データと検索システムを無料開放することにしました。皆様のお役に立つでしょうか?

 昨年は欧米の各特許庁でCPCという共通の新特許分類がスタートした記念すべき年でした。とはいえ、一部には理解しにくい部分を残したままのスタートでもあるようです。

 われわれも役立つ点は利用していきたいものです。そのために、CPCとはどんな分類であるのか知らねばなりません。概略については、昨年秋、JapioYearBook2013に「新特許分類・CPCの知識と使いこなし」として紹介しました。(内容は下記と同じ)
 http://www.patentcity.jp/patentcity/japioyb2013.pdf

 これを見た方から「翻訳版や上位検索・表示の機能を使ってもっと研究したいものだ、しかしEPOやUSPTOで無料開放されているために購入は難しい」との声がいくつか寄せられました。

 そこで、私を育てていただいた特許情報関係の皆さまへのお返しとして、CPCの英文データを元とした機械翻訳+手直しのデータ、および直系上位を含めての検索や直系上位の圧縮表示が可能な「WebCPC」を個人利用に限って無料でご提供することに致しました。

 この無料でのご利用は、個人利用である限り、期間やご利用場所の制限はありません。
無料利用をご希望の方は、下記よりお申し込みください。すぐにご利用いただけます。
 http://www.patentcity.jp/muguruma/webcpc.htm

 
■昔々、その2・・・      
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 アフリカにも行きますので、前年の秋からいろんな予防接種を受けました。マラリヤ、コレラ、天然痘の予防接種を受けました。
特殊なものだったので予防注射のために羽田空港近くの施設まで2,3回行きました。

     

 実は1年前に私と別地域に出掛けた人が、パキスタンあたりでマラリヤに掛って現地で入院してしまいました。帰国後も時折発熱がおきる症状を聞いたり、デング熱は治療法が無いなど聞いているうちにやや神経質になってしまいました。

 一方で、出発したのは1月末ですから日本は一番寒い時期でしたが、あまり寒さは記憶にありません。ビルの中は暖かいし、移動はタクシーだから身軽に動けるようにしておいた方が良いとコートは着ないで出かけました。今思うと信じられませんが。

 逆に、訪問予定のカメルーンはほぼ赤道直下だし、エジプトもだいぶ暑そうです。南アフリカは真夏の8月です。夏服も準備しないといけません。パスポートや手帳などを携行するには夏といえどもスーツが良いということで11月頃になって買いにでかけました。大きな店にはすでに冬ものばかりで、衣料専門店でようやく見つけました。

 1月末、いよいよ出発です。東京で前泊しました。普通の東京出張で泊るときは会社関係の安い施設だったのですが、この出張のときは大きなトランクを持っていたこともあって、品川あたりの少し高いホテルに泊まらせてもらいました。実はこんな豪華なホテルに泊まるのは新婚旅行以来のことでした。

 翌日出発の日、朝食だったかホテルのロビーに居たときに、アルフレッド・ハウゼの有名なコンチネンタルタンゴ「真珠採りのタンゴ」がBGMで聞こえてきました。最初の訪問先はスペインだったのですが、激励されているようで印象深いものでした。



 それと共に、日本から一人で離れて遠方に出かけるという気分がグワーッと上がってきました。

 心細い一人旅でしたが、こうなった以上もうジタバタしても始まりません。度胸を決めて行くしかないと腹を決めると心細さはあまり感じなくなりました。とはいえ、がちがちに緊張していたことは間違いありません。
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