第2シリーズ 第7実験〜12実験の結果

期日 2010.10/14〜11/20まで、約5週間。短期間に行なった。
回数 6実験(=600ラン=6万試行入力)
条件 
当てることを目標としながら、一致なら次も同じもの、外れなら逆を入力することを原則とするが、気が向いたら別のものでも良い。間違ってもそのまま継続。
環境 実験画面の背景画像を3つまで任意に設定可能。同画像は拡大、縮小と配置は自在に行なえる。
結果 
全体でZ=2.41であり危険率≒0.015の準有意な結果になった。下図は各実験の一致数である。赤○で囲ったものは危険率0.01の有意なもの、二重の赤○で囲ったものは危険率0.01以上の有意なものである。







結果の解説 全体でZ=2.41であり準有意といえる。危険率≒0.015(偶然でも約60回に1回起きる)の稀な現象。また第9実験はZ=2.8であり危険率=0.0051(偶然でも約200回に1回起きる)の有意な現象であり、超常現象が起きたと十分みなせる水準である。

考察 短期間に回数多く実験しても関心が薄れることなく行なえた。これは、上記の条件と環境のために興味を失うことなく行なえた結果といえる。また「当てる」という目標に過度に集中することなく行なえたことも良かったように思える。これは心理学や生理学で言われるところの「目標を過度に意識することにより逆にその目標の達成を抑制する場合がある」現象を克服した事例のように思われる。つまり、「当てる」という本来の目的から焦点を少しずらすことにより抑制を低減させる効果があったように思える。「焦点ずらし効果」といえよう。これは再現性の高い実験につながる可能性があると考えている。
偏りが激しい・・・第1シリーズの6実験では+に有意が3回、−に有意が6回で合計9回の有意のランがあった。ところがこの第2シリーズの6実験では+に有意が6回、−に有意が7回で、合計13回の有意なランがあった。
 しかも偏りの値が大きく、第11実験ではZ=−3.6、危険率≒0.0003(約3300回に一度の稀な現象)が起きている。これらは超常現象が起きていたと十二分にみなせる水準である。

検討;逆照合実験・・・ターゲットに対して試行入力を逆方向から照合するもの。つまりターゲットの1番目と試行入力の100番目の一致を調べ(照合し)、以下、順に2番目と99番目を照合するように調べたもの。この関係には「当てよう」とする心の動きは働かないはずなので、偶然期待値の一致数になるはずである。その結果は、全体のZ=−0.33であり概ね偶然期待値どおりである。ところが・・・下に各実験ごとの逆照合の結果を示す。






偏りが大きく、数も多い・・・上のグラフから分かるように+に有意が10回、−に有意が13回で合計23回の有意な照合結果があった。しかも第10実験はZ=4.2、確率≒P0.00005(約2万回に一度の稀な現象)の結果になった。あまりに稀な現象であるので何かの間違いではないかと時間をかけて検討したが、間違いは発見できなかったので公表することにした。この結果は次のような見方ができるだろうが、どれが正しいのか現在のところ分からない。
 @偶然でもこのようなばらつきは稀にある。
 A処理方法が間違っている。
 B特殊な超常現象が起きている。



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