■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■  2018.6.25

■「紐づけ」のことを英語では何と言うのでしょうか?

link ではなくて、tagged data とか indexed data などと言うようです。

be tied up を使って This contract is tied up with this product. などを紹介している記事もあります。

correlate A to B とも紹介があります。

そこで、tagged dada, indexed data, is tied up, are tied upの4つに絞って、それらを使っている米国特許(登録)件数を調べてみました。
また比較としてlinkも調べました。

結果・・・1998年にtagged upなどは112件だったのが、2017年には516件と増えています。しかし5倍足らずです。
3月7日号で紹介した日本公開特許の「紐づけ」のように200倍を超す増え方ではありません。

またlink(s,ed)は同20年の間におよそ27000件から97000件に3.6倍に増えています。なお、この間に米国特許は約16万件から35万件と2.2倍に増えています。


下図は米国特許(登録)全件に対する割合を示しています。
tagged data, etc・・・tagged dada, indexed data, is tied up, are tied upの合計
link, etc・・・link, links, linkedの合計

tagged data, etcは0.07%〜0.15%であり、図ではほとんど見えません。




下図は、1998年の全件比を1とした場合の各年の割合です。これで見ればlinkは1.7倍になっているが、taggedは2.1倍になっているのが分かります。



日本語の「紐付け」に対する英訳がtagged upなどではないのかもしれません。

または、日本で200倍にもなっているのは日本人特有の何かがあるのかもしれません。例えば、流行語のようなものか、または微妙な違いをことさら強調表現したい技術者気質か、または話題となった技術への集中出願とか?


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