■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■ 2018.01.19

■概念検索セミナーを開きませんか?

 昨年3回の概念検索使いこなしセミナーを開きました。ところがある所から、
「会社として無料の講演を依頼する訳にはいかない。謝礼を払いたい。しかし無料と書いてあるので上司に説明し難い、工夫してもらえないか?」
との連絡を頂きました。

そこで、下記のように変更することにしました。

費用;ご依頼元の基準に従います。
 ・・・したがって、資金が全くない場合は無料でも結構です。
交通費;実費をお願いします。

2時間で概念検索の基礎と効果的な使い方をご紹介します。
3時間あれば、さらに丁寧な説明と応用をご紹介します。

多数のご依頼をお待ちしております。


■AIと概念検索

 昨年の特許・情報でAIによる特許調査というのが紹介されていましたが考えることがあります。

普通の特許調査というものは何か技術テーマがあって、それに近い内容の特許を探すものです。

したがって、AI(人工知能)に向かって、
「俺が考えている技術に近い特許を探してくれ」とは言えません。

「俺は○○のような技術を考えているのだが、近い特許を探してくれ」と示さない特許調査はあり得ません。

この中で、
「俺は・・のような技術を考えているのだが近い特許を探してくれ」と言う部分は調査システムの自明のこととして省略し、○○の部分だけを示すのが簡単です。

現在の概念検索はその○○の部分を入力して、コンピュータに検索をさせるものです。

一方、○○の技術説明の文章や対象となる膨大な件数でかつ1件の特許も長い文章を認識する方法として、
・人間は文法を使うのが得意で、
・コンピュータは単語の出現頻度を利用するのが得意です。

だからAIシステムによる特許調査もコンピュータが認識した文字列とかキーワードらしきものの出現頻度を頼りに処理をするものなのでしょう。

概念検索と比べてどれくらい良いのでしょうか?、実用化が待たれます。

★愛(ai)のあるコンピュータが出てくれば「俺の欲しいものを持ってきてくれ」と頼めば持ってきてくれるのでしょうが、そうとう先のことでしょう。

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