犬は人間と違って歯磨きなんかいらないと思うんだけどね〜。人間と一緒に住むからやれって言うんだよ。
 地震が始まってからお父ちゃんは忘れていたようで助かってたけど、ガソリン買ったら思い出したみたいなんだワン
 ほうれん草は僕も食べてるよ。今のは葉っぱは厚くて柔らかくてうまいんだぜ。あ、また地震だワン、3/18(金)




 うふふ、この野菜がうまいんですワン




 


2011.3/16(水)
 状況報告;家では、電気は来ていますが、水道、ガスなし。風呂に入れません。
日立市の水;自衛隊が来て数箇所で水を配っています。しかし、4,5時間並んで5リットルという状況です。私は行っていません。
生活水;あちこちにある湧き水を集めてきています。沸かせば飲めそう。
湧き水を集めるのは、体力もガソリンも使いますので、水は貴重。


 私は畑の溜池水がトイレ用水として貴重。他の家ではまだ風呂水があると言っていますがそろそろ限界かも。


朝起きて、コップ1/3くらいの水で目と鼻を洗い、顔を洗って、その水を溜めてトイレ用水にも使っています。歯磨き後のうがいの水はもちろんトイレ用水へ。

カセットガスのボンベが3本あったのに加えて、さらに知人から3本もらって、しばらくはこれでいけそうです。炭は、うちでは使っていません。

食料品や紙などは、少しずつ買える模様。今日は米が減ったので買ってくる予定。
ガソリン買うのは数時間待つようで大変。私はまだ買いに行っていませんが減ってきており、不安。
昨日、水戸では3時間半待って、20リットル買えたとのこと。

ある大きな工場は、場所にもよるようですが、O地区は工場内の道路も段差などある模様。
製造機械類は一部倒れ、一部は利用するには精度調整の必要なものがあるとのこと。
知り合いの15人くらいの会社では機械の一部は倒れたが正常に使えそうとのことでした。

水戸のある事務所では、耐震対策した書棚は無事だったが、してなかった書棚が倒れ、はずみでパソコンを倒し、机の下にもぐっていなかったら人にも被害が出ていたろうとの感想。

今また、震度3くらいの余震あり。余震は1時間に一度くらいに減っています。

思い出すと・・・3/12(土)夕方帰ってきて、真っ暗な中で、100円ショップで買っていた超小型のLEDの懐中電灯を点けました。明るかったこと!!
庭に太陽電池の小さな照明が2つあったので、それを取り込んで常夜灯に使えました。つけっぱなしで、もったいないと思いましたが、これは無料。停電時には助かりました。

停電は、3/11(金)夜から3/14(月)10時頃まで2日半続いたことになります。一般家庭では3時間程度の計画的な停電など何でもないよと、家族で話しています。もちろん、病院などでは大変でしょうが。

 北茨城市の知人の家は、電気通じた、ガスはプロパンでまだ有り。水道なし。その人の山手の知人宅では、水道はあるが、電気、ガスが来ていない。結局、風呂に入れず、ガソリンも減っているとのこと。

8:40、続けて2回、震度3くらいの揺れあり。
8:50過ぎにもまた1,2回、震度2,3の揺れ。

9:10頃・・・市の端の方から水道再開のアナウンスがありました。明日かあさってにはこちらにも来そうです。

9:23・・・また震度3くらいの余震。5,6分前にもあったような。慣れてきて驚きませんが、少々、頻繁になったかも。

午後2時頃・・・待望のガスが来ました。水道も明日か、あさってには来るでしょう。そうしたら、昼風呂でも入るつもり。震度4の余震がありました。津波の恐れありと、市内の防災放送が流れていました。

午後3時頃・・・所用で車で市内を少し走りました。見たガソリンスタンドはすべて空っぽのため休業でした。
明日は所用で水戸に行くついでに、何時間か並んで入れようかと思っていましたが、それよりも南の知人からガソリン確保の難しさのメールあり。行くのは止めようか、どうしようかと思案中。

海の上のバイパス道路・・・日立駅から北側に数キロほど海の上に支柱を立ててバイパス道路ができています。走ってきましたが、これはほとんど被害なかったようです。陸部から海上に移る部分に一箇所に少々段差ができていました。


 
2011.3/17(木)、晴れ
 「深夜に関西方面に、家族連れで東京脱出」した東京近郊の人のことを知人がメールしてきました。私の返信は以下の通り。(一部変更しています)
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過剰反応はやめましょう。何か個人的な特別の理由があるのなら別ですが。

ガソリン確保も行き過ぎないようにお願いします。知人の自営業の人がガソリンスタンド2箇所回って満タンにしたと話していました。仕事でどうしても必要な場合は大変です。ご苦労されている人もいらっしゃるようです。

一般的なことですが、普通に買っていれば皆に行き渡るのに、不安が高じて一部の人が必要以上に多く買う(買い占める)と他の人も引きづられて多く買い始め、モノが不足してきて、多くの人に行き届かなると新聞にも出ています。一種のパニックなのでしょうが、本当に今買うことが必要なものか冷静に見極めたいものです・・・などと書いている自分がその立場になるとやってしまうかも知れません。

日立市のガソリンスタンドは売るガソリンが来なくて、すべて閉鎖されています。バスも来ないし、ガソリンがなくて水汲みや買い物にに行けない家庭が出てきています。

3時間の計画停電は一般家庭では問題ありません。じっとしていればすぐに終わります。踏み切り信号、病院、被災者の方は大変な問題ですが。(ただし長期にわたれば大変でしょう)
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 全国の皆様へ、ガソリンを無駄に使わないでください。みんなが普通に使えば十分余裕があるそうです。
 上のメールと類似内容の心配が東京近郊からメールされてきました。私の返事は以下の通り。

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日立市に住んでいます。

この付近や、30Km北側の北茨城市では、私の知る限り、避難している人はいません。今のところ、話題にも上りません。当然ですが、今後の状況では避難する事態も生じるかもしれませので、注意して報道をみています。

水道が、本日中に南側から諏訪町あたり、つまり市の半分くらいまで回復するそうで楽しみにしています。明日は自宅にも来るかも。

日本列島、どこに行っても自然災害から逃げ出すのは無理ではないでしょうか。

 むやみに恐れることなく、正確な情報収集をおこたらず、必要が生じるまでは、泰然自若としていたいものです。それが日本人の良いところです。外国マスコミからも絶賛されている理由です。
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 外国で日本人の行動を絶賛する報道が活発な模様です。
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110314/218978/
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110315/218989/

 明日は自宅まで水道が来そうです。高台だから少し遅れるかな?
今日はまだ車で水汲みに行きます。トイレ用水は畑に昨年10月に作った水タンクで本当に助かっています。
 自宅は普段は夫婦2人と犬一匹ですが、現在は娘の出産で、大人4名、幼児2人、犬一匹。オギャーオギャーとにぎやかです。

 先週の土曜日以来、家族は新生児以外、誰も、一度も風呂に入っていません。うちの食料は十分あります。車のない家庭では水確保が大変だろうと心配です。
そういえば、バスもまだ来ていないようです。
高速道路は東京から水戸まで開通していますが、水戸から北はまだダメです。

 宅急便を出しに配送センターに行ったら閉まっていました。また(少なくとも小さな)郵便局も閉まっていました。
  この状況を見て、個別に被災地に物資を送るのは困難だなと、思いました。
また、途中で給油のためにガソリンスタンドをめがけて2,3方向から車が路上駐車していました。合計で、300mか400mかあるかもしれません。最初はなんで路上駐車しておくのだろうと思っていましたが、ガソリンがゼロになると自宅においていると給油に行けなくなる恐れがあるからでしょう。夕方や夜は寒いですが、がんばってください。

 そういえば、昨晩、寝るときに飲んだ一杯のウィスキーがうまかった。

福島、宮城、岩手ではガソリンがなくて物資を被災者に届けに行けないと報道されています。
 全国のみなさん、ガソリンを買いだめしないでください。


 
2011.3/18(金)、 
 今朝、市の防災用放送があり、私の居住地区には水道は今日は来ません。懸念したとおり、少し高台にあるので遅くなるのかもしれません。

 裏の畑は、ソラマメの間にビタミン菜を植えておいたので3/8(水)ころは混雑していました。ビタミン菜を取り除くとすっきりします。ソラマメにとっては、ビタミン菜は栄養を奪う雑草です。もちろんビタミン菜は食べます。
   3/8(火)            3/18(金)
 

 ソラマメやスナップエンドウに支柱を立ててやりたいのですが、支柱を取りにいくのにもガソリンが無くなってきていますので、優先順位の低いことには使えません。

 室内のキャベツの苗が大きくなりましたが、こんなヒョロッとしたもので良いのでしょうか?日光不足かもしれません。


 昨日、日立市から自家用車に相乗りで水戸の職場まで行った人の話を聞きました。水戸市で交代で並んでがんばってみたが結局ガソリンを買えなかったそうです。なお、昨日、日立市では自宅近くのガソリンスタンドに早朝1時間あまりで20リットル入れられたという人の話も聞きましたが、これは例外のようです。

 知人からメールがありました。(一部変更しています)
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 郊外にいますが、不自由しているのはガソリンです。田舎でガソリンが無いと言うことは手足がないのと同じです。地震直前に遠くの町の病院に送ったもののそこで亡くなり、病院から引取りを求められているがガソリンがなくて行けない・・・
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 うちの車のガソリンも2目盛りになってしまいました。
 
ガソリンを買いだめしないで
ください。普通に使えば十分あるそうです。

 近くの団地の1人(1家族?)が東京に移動したそうです。放射能が心配ということではなく、車を持っておらずバスも来ないし、宅配便も動いておらず、水や食料品の入手が大変だったからのようです。

 本日、団地内に給水ボランティアが来てくれました。飲める水で助かりました。

 近くのフィットネスクラブの修理が終わったそうで、午後7時までは会員でなくても無料で15分ずつ入れるそうです。7時以降は会員ならばいくらでもゆっくり入れるそうです。まず娘たちにすぐ行ってもらい、私は7時からゆっくり行くことにします。16:45

 東京からのJRは土浦あたりまで通じているようです。それから北は全く復旧のメドがたたないとのこと。線路が上下左右に動いているそうです。高速道も水戸までで、それより北はダメです。

 明日は、うちにも水道が開通することを祈っています。


 
2011.3/19(土)、うす曇から晴れ
 昨夜は1週間ぶりの風呂に入ってきました。このフィットネスクラブは風呂だけは地下から水をくみ上げているそうです。夜8時近くでしたが、1日大勢の人を整理誘導して疲れていたでしょうに、スタッフの皆さんのいつもと変わらぬ笑顔で気持ちが軽くなりました。
 ただ、水道が使えないのですべて湯船の水で体や頭を洗いました。それで帰ってから目を洗いました。衛生には注意しないと余計な仕事につながりかねません。

 フィットネスクラブは風呂は、会員以外でも午後7時まで無料開放しており、近所の人に電話して教えてやりました。そうしたら何人かから大変感謝されました。よかった。私にできるボランティアはこの程度です。
気になること・・・4,5軒は不在らしく電話が通じませんでした。

 水道はまだ開通しません。今日は、ガソリン使って湧き水とりに行くのは止めて、歩いていける別の湧き水に行くつもり。洗濯も少しやらないと衣類が不足気味になって来ました。
 今日はずっと北の方まで開通するようですが、ここらは明日になると誰かが言っていました。ただし、水源に近い南の方でも、家の近くの送水管が破損していると水道が来ていないところもあるそうで、明日本当に来るかどうかわかりません。

 報道によると、中国がガソリン1万(キロ?)リットル、台湾が募金で20億円などやっていました。茨城の一部の方もそうですが、福島、宮城、岩手の寒さで震えている人々に早めに渡してほしいと願うばかりです。

 午後、団地から山間部に50mくらい上った所の沢水を汲みに行きました。これは湧き水ではないので動物などによる大腸菌汚染の恐れはありますが、山の上なので化学物質の恐れは少ないものと思います。煮沸すれば飲めると思います。2リットルのペットボトルを10本と、10キロ程度のタンクを2つ持ってきました。沸かして飲んだら、味は問題なくうまく飲めます。


 何人も来ていましたが、山の上だから高貴高齢の方は大変だったでしょう。
女房は14キロの孫を担いで見学に。カエルがゲロゲロとないていました。私は最近は茶碗より重いものを持ったことがないので疲れました。(~_~;
男は田んぼに力と書くことを再認識してくれるかな〜

家では洗濯もしたようです。その水を排水溝に流してしまったそうで少し腹が立ちました。トイレ用水に使ってほしかった・・・

 午後になって、福島の原発の事故で、政府が安全というのはおかしいというメールが流れてきました。私は以下のように考えて、今のところは避難の必要はない、安全と考えています。もちろん、マスコミ報道などで状況の変化をよく見ておくことは必要です。
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数字を冷静に見て判断しましょう。

人体は、世界の平均で1年間で24ミリシーベルト(24,000μシーベルト)・・・わが国では1.5ミリシーベルト(1,500μシーベルト)程度という見方もある・・・を自然界から受けているそうです。

本日、北茨城市で1時間当たり0.9μシーベルト、高萩市で0.2μシーベルトだそうです。
これは1年だと、7.9〜1.8ミリシーベルト(7,900〜1,800μシーベルト)ということになります。北茨城ではやや多いものの世界平均以下ですし、高萩では全く日本の普通の平均値です。全く安全範囲です。

※ブラジルのガラバリ海岸の1部で大地からのガンマ線だけで175ミリシーベルト、市街地でも8〜15ミリシーベルト、インドのケララ地域では平均3.8ミリシーベルトだそうですが、全く正常に生活しているそうです。
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 このため、30ミリシーベルト以下は安全範囲とする見方が、医学界でも一般的だそうです。250ミリシーベルトを越えると奇形発生などの恐れがあるそうです。

 微量のものは必要でこそあれ、怖がるものではありません。塩も毎日数グラムは必要ですが、一度に160グラムを飲むと即死するそうです。放射線を過度に恐れないようにしましょう。

18:56ごろ、大きな縦揺れあり。テレビでは震度5強とのこと。日立市より少し北付近が震源地の模様。その後、震度2、3くらいの余震が数分おきにあり。
 いつもの横揺れと違い、縦揺れだったので驚きました。しかし、倒れるものなし。我が家は被害なし。近くに屋根瓦の被害にあっている方がいますが、心配されたことでしょう。
 まだまだ、油断できません。



2011.3/20(日)、晴れ
 放射線量のことについて、何人かの人が本当に大丈夫かとメールを送ってきました。私は放射線の専門家ではありませんので他人の安全を保障などできません。私の考えを示しただけです。

 うちでは、朝も夜も自分の畑で取れた野菜を食べています。ひょっとして強い放射能をもつ微粒子が、風向きによっては原発から飛んできて、うちの周りだけ特に強い放射線量になっていることもありえますが、その確率は低いでしょう。心配し過ぎて遠方まで避難するときの交通事故の確率とどっちが高いか分かりません。

 今日は我が家の地区も水道の通水テストをすると放送されていましたが、午後になってもまだ来ないので、最後の水汲みになることを願って、また汲んできました。最初に行っていたところです。水量が多く、人はほとんどおらず、なにか儲けたような気分でした。
 

 新聞に大きく「ガソリンの買いだめをするな」と出ていましたが本当に困ったことです。まだほとんどのガソリンスタンドは売るものがなくて閉鎖状態です。
 簡単に買えるならば自分だって買いだめしてしまうかもしれません、困ったことです。


 
2011.3/21(月)、雨
 夕べ11時ころ、10日ぶりに水道が通じました。赤水もなく最初からきれいでした。近くにいた人と握手してよろこびました。電気、ガス、水道がそろいました。
 余震はだいぶ減ってきましたが、明け方4時頃に震度3強か4くらいのが2度続けてありました。これくらいではニュースになりませんが。今は震度2や3くらいのものが1時間に一回程度に落ち着いてきました。

 今日は雨。また畑の水タンクには一杯たまります。放射能が心配と、野菜が地元のスーパーでも売っていません。害は少ないのだから、産地を書いて、安くして売ってほしいものです。私は買います。私は、裏の畑で取れたほうれん草を食べています。
 放射能で騒ぎすぎです。広島、長崎は何十年も人は住めないだろうと言われていたのに、被災直後から大勢住んでおり、ガンが多いとかの疫学的な報告もないではないですか。
 政府要人は食事で茨城産のほうれん草を食べて報道してください。お願いします。

 テレビで岩手、宮城、福島の被災地の方をみると、かわいそうでなりません。なお、日立市でも海の近くの人は津波の被害を受けています。また、高台にある我が家の近くでも、重い瓦の家では被害がでています。

 それにJRが復旧のめどが立たぬとのこと。
20日(日)にマスコミに公開された状況・・・常磐線の勝田駅(水戸の一つ北側)付近、ぐにゃぐにゃと変形したレールが約100メートルにわたって続く。本来ならば直線だが、高さ約6メートルの盛り土が陥没した影響で、1メートル以上も沈んだ箇所も。工事の現場監督は「こんなゆがんだ線路が他にもいくつもある」・・・

 東京でも私も数年前住んでいた浦安市の、舞浜地区などは道路などが液状化で水道が出ないとのこと。都会では湧き水もありませんから大変でしょうね。

 放射線を心配しつつ、放水や戦車まで出して原発の瓦礫の片づけをしている方々に感謝しています。原発はこりごりだという人もいますが、代替案はありません。風力、太陽光など量的にとても足りません。
 今後はM9にも耐えられるダントツに安全な原発を開発して、世界に輸出してほしいものです。そのためには世論をあげて、電気料金の値上げを支持していくしかないと考えます。

 明日は仕事の関係で、何としても30Km離れた水戸に行く必要があります。今日はガソリン買いに行かねばなりません。
 大被災地では生きるか死ぬかの状態を知りつつ、自分の仕事の関係でガソリンを買いに行くことに後ろめたさを感じます。しかし、今日まで我慢したのだからもう良かろうと自分を納得させて、ガソリンを買いにいきます。
 昨日までは水汲み、今日からはガソリン買い。時間が足りません。

 12:30に読みたい本を1冊積んで、ガソリンスタンドに行きました。「売り切れ、入荷予定はなし」の看板。しかし、先頭は20分くらい前に来たとのことで喜んで300mくらいの列の最後尾に着けました。
 列が100mくらい進んだのですが、あきらめて抜けた人のためらしい。本日は来ないようだと判断し、近くの人もそうするようなので、ガソリンの目盛り1つになった車を置いて帰ることにしました。同列に並んでいたガソリンの赤ランプの付いた知人の車にピックアップしてもらいました。ここは満タンに入れてくれるそうだ。明日は7時半頃来る予定。
 雨だし、車泥棒も来ないだろう。駐車禁止で捕まるかな・・・いや警察も忙しいだろうから大丈夫だろう。


 
2011.3/22(火)、小雨
 8時から3時間あまり車に戻っていたが、今日はガソリンは来ないと判断して車はそのままにして帰宅。水戸には行けません。帰宅後、北の方では1時間待ちで入れられそうとの情報を娘が入手。南はあきらめて午後、別の車で女房に行ってもらうことに。私は自宅、少し時間が必要なので。

Sent: Tuesday, March 22, 2011 12:48 PM

message : JaのSiです。地震お見舞い申し上げます。
私の自宅がある浦安も、液状化で上下水道やガスが使えない状態でした。
幸い我が家は建物に被害はなく、ガスは地震から3日後、上下水道は10日後の昨日仮復旧しました。
六車さんのお宅とおなじですね。
畑やワンちゃんの写真も拝見しました!自給自足ができそうですね。私は夕方スーパーで売れ残った惣菜等を買っています。本当に買占めはやめてほしいです。

 20リットルくらい買ってきてくれました。列の最後尾に並んで再度入れたらとも思いましたが、やめたそうです。路上駐車の車を回収してそちらにも入れてきてもらいました。これで一応、すべてそろった状態になりました。

 歯医者も今日から再開。半分くらいのスーパーは被害や入荷不足のために3時や5時から閉めています。私が立ち寄ったドラッグストア系の店では乳製品は全く品物がありませんでした。近くのユニクロも100円ショップも、少なくとも4:50頃は閉まっていました。町は静かで暗くて、なんだかこのまま沈み込んでしまいそうな感じがします・・・そんなことはないでしょう。人がいてモノが売れれば店もまた繁盛するはずです。

 明日は畑のほうれん草を取ってきます。今日の雨で大きくなったはずです。広島でも原爆の直接の被害者とか直後に長く滞在した人以外はでは、ガンが多発とは聞いたことがありません。そうでなくても日本人の半分はガンで死ぬ時代です。わずかの放射線など気にし過ぎです。
 テレビで見る政府関係者は寝不足なのでしょうが顔色がよくありません、野菜不足ではないですか?、茨城のほうれん草を食べて元気になってください。

 近いうちに東京の息子に車を返しに行かねばなりません。帰りはJRが不通ですから高速バスです。また大地震があっても良いように防寒着と水やパンなどをリュックに詰めて行きます。

 知人によると、北茨城の多くの地域では水道が使えず、弁当を配っているとのことです。茨城もまだまだです。

 おっとっと、書いているとき(午後6時半頃)また余震です。だいぶ減ってきましたが1,2時間に1回は震度3くらいのがあります。30分くらいに2回も続けてあると、また始まるのかなと少々落ち着きません。


 
2011.3/23(水)、うす曇
 朝方はまだ雲が残っており路面もぬれています。と書いていたら、7:10、震度4くらいの余震、7:13にも震度3くらい。犬がワンワンと走り回っています

 水戸のある事務所は道路の渋滞を避け5時起きで、7時から業務開始、夕方は早く帰る作戦だそうです。JRが通じていない対策です。

 7:34、7:36と続けて震度3強。きょうは良く揺れる。ナマズが騒ぐのか・・・
昨日走ったとき、倒れた塀がまだ手付かずのところや、ブルーシートの屋根がありました。今朝になっても市役所からの「防災日立」の拡声器放送が、海岸地区を初めとして市内の数箇所で地震で発生した瓦礫の収集案内を連絡しています。

 この拡声器ネットワークは、東海村での臨界事故の後数年して作られたもので、鉄柱の上にアンテナと拡声器が取り付けてあり、そのうちの一つが我が家のまん前の公園に立っています。正直なところ、いつ役立つのやらと思っていました、こんなに早く役立つなどと思っていませんでした。長期視点にたった行政計画、インフラ改善の大切さを痛感しました。

 日立市から南に30Kmの水戸市に行ってきました。ガソリンスタンドの半分半分は品切れで閉鎖、給油可能なところは200mくらいの列が続いていました。県知事公舎の古い塀などは壊れてベニヤ板か何かで応急処置してありました。

 帰宅後は裏の畑からほうれん草を取ってきました。やわらかくてうまそうです。今夜か明朝の食卓に出ます。当然ですが、泥が付いていますので良く洗います。(^_^)
 

 報道されている程度の放射能では何の影響もあるはずがありません。1年食べ続けてもCTスキャンの1回分より少ないそうではないですか。
 それなのに、なぜ政府関係者は「できるだけ食べないように」など、地震で自信をなくしそうな人間を前にして栄養バランスを壊すようなことをいうのでしょうか?、多くのマスコミも同罪です。

茨城の旨いほうれん草を食べましょう。

すでに現代日本人の死亡原因の第1位はガンです。
 詳しく調べたら「がんの死亡率の上昇の大きな理由は高齢化によるものであり、高齢化の要因を除くと、男性は1995年以降、女性は1960年から、がんによる死亡率は低下している」のだそうです。つまり日本でガンで死ぬ人が多いのは長寿国であることの証明ということです。

 女房がさっとアク抜きしてくれました。うまそう!!
 


 
2011.3/24(木)、晴れ
 福島の原発近くで高濃度の放射能汚染の心配のある方は大変ですね。しかしその一方で、近隣の県の野菜から検出された日常よりほんのわずか多い放射能でおろおろするよりも、
・喫煙を止め、
・太りすぎを止めるため食い過ぎを防止し、
・運動不足を解消するため車やエレベータに乗ることを減らして歩く、
・夜更かしを止めて早寝早起きし、
・歯を動かして固いものを食べる
ことが何十倍も健康に良いと、私は思います。

ここをクリックすれば、東海村から日立市の南側の最新の放射線量を見ることができます。
今朝見たときは0.6マイクロシーベルト(1年で5ミリシーベルト)で山奥などに比べるとやや多いもののほぼ普通でした。
 なお、放射能が降ってくる(正確に言えば、放射性物質が降ってくる)場合は、その近辺の放射線量が高まりますから、やはり放射能もそれほど広範囲には降っていない、ということになります。

 微弱な放射性物質も体内に取り込めば受ける放射線が強くなり被害が生じる恐れがありますが、微弱も程度問題です。1年位も食べ続けても安全と言う程度の微弱なものであれば心配しても仕方がないように思います。年末頃になってもまだ放射能が一杯ならば少し気を付ける程度でいいのではないかと思うのですが。

 今朝は裏の畑からアスパラ菜という名の茎を食べる菜っ葉を取ってきました。これも当然よく洗いますが、炒めて食べます。その前に犬が旨そうに1,2本食べてしまいました。
 

 午後になって、防災日立の放送が、日立市の水道水にも乳幼児としては有害との放射線量が測定されたとのことで、ペットボトルでミネラルウォータを配ると言っています。ただし、この基準は長期にわたって飲用した場合有害の可能性ありなので、もしミネラルウォータが入手できない場合には水道水でもよい、とも言っている。
 有害、無害という線があるわけではないので、気をつけるに越したことはないと思うが・・・


 
2011.3/25(金)、晴れ
 自動車も時速10Km以下で走れば交通事故発生の確率はほぼゼロにできるはず。毎年1万人が交通事故で亡くなっているのに、誰もスピードを落とそうとは言わない。短時間移動の便利さと天秤にかけて安全を少し犠牲にしてスピードを選択しているのが現実、放射能も・・・などと話していたら、今この時期に話すようなことではないだろうと家人に怒られました。

 農家に行って、出荷できないほうれん草をもらって来ようかと真剣に考えています。家でいうとまた怒られそうですが。

 余震は昨夜ひとつ震度4くらいのがありましたが、それ以来大きいのはありません。しかし、震度2くらいのはまだ時々あります。


 
2011.3/27(日)、晴れ
 昨日は車を返しに東京まで行ってきました。日立市内はまだ半分くらいのガソリンスタンドは閉まったままで、開いている所は長蛇の列。
 前日に、市内にある昔のK工場(今は合併してN社)の建屋が壊れていると聞いたので立ち寄ってみましたが、4階の一部分がぐしゃっとつぶれていました。3.11は2度目の揺れが大きくてそれでつぶれたそうですが、従業員は最初の揺れで建屋外に避難したので無事だったそうです。

 市内の海岸地区は大きな被害が出ているようですが、見に行っていません。そういえば、9.11ニューヨークの事故から7ヶ月たったの翌年4月始めにニューヨークに行ったことがありました。そのとき地下鉄で跡地を見に行ったのですが、列車内でキャリアウーマンふうの黒人女性に最寄の駅名を聞きました。彼女はその駅を通る列車で通勤しているのだが一度も見に行ったことがないとのことでした。また、9.11の1ヶ月後の10月初めに予定していた観光旅行で爆心地を見てきたという知人がいました。近くにいる者は怖いもの見たさに見物に出かける気分にはなれないもののようです。

 常磐高速は、いわき以南は開通していますので利用できました。道路は段差が大きいなどトラブルの大きいところは修理してありましたが、路面が小さく波打ったようなところはまだ残されていました。

 東京のガソリンスタンドは待たずに入れて別世界の感じでした。空いてて良かったと思う反面、さびしい感じがしました。地下鉄の中吊り広告は少なく、週間朝日の派手な宣伝以外、地味なものばかりで様変わりという感じでした。土曜日のせいもあったのでしょうが、静かな東京になっていました。帰りはJRが動いていないので高速バスでした。もちろんバスは満席。

 国会議員のサラリー(歳費)を3割減で調整中とのこと。デフレ促進にならないように、使うべきところには大金をはたいて、経済復興を促進してほしいものです。

 取り残した白菜にトウがたち、そのわき目のような形で新しい葉が育っています。柔らかそうで、うまそうです。洗って放射能(※)を落として食べます。


※放射能・・・正しく言えば放射性物質が放射線を出す能力のことですが、放射性物質そのものを言う場合があります。例;放射能が降ってくる・・・「放射線を出す能力が降ってくる」では変なことになります、正しくは「放射性物質が降ってくる」でしょう。もっと正しく言えば、放射性微粒子というべきでしょう。

 たくさん飲み込めば体に影響があるでしょうが、北茨城市や日立市で発表されている程度の微量であれば問題ありません。基準値は、ある値以下は安全でそれ以上は危険というようなものではありません。多くなるとだんだん危険が増えるというものですが、基準値は危険のあるレベルより遥かに低く設定されています。「関心をもつべき最低値」というのが正確なところではないでしょうか。誤解して野菜を減らして便秘にでもなったり、あちこち走り回って交通事故などにあったらその方が被害甚大です、と私は考えています。

 とはいえ、もし万が一、原子炉の圧力容器が壊れて放射性物質が大量に飛び散る状態になれば熊本に帰って畑でもやろうかと話しています。が、そこでもし九州の火山が大噴火したら・・・


 
2011.3/28(月)、晴れ
 原子力発電など使わずに済むのなら使わないにこしたことはありません。しかし、風力発電も太陽光発電も日常的なコストが高すぎるし、不安定だし、それなりの公害もありえるようです・・・今日もまた悲惨な被災地の状況をテレビで見ながら、エネルギーと日本の将来を考えるところからスタートしました。

 そういえば今年はいつまでも寒い日が続きます、今朝も犬の足を拭いてやるタオルが凍っていました。とはいえ、昨日大根の種を直播きしました。被災地の人たちも種を蒔きたいでしょうが、それどころではないでしょう。

 一段落したと思っていたら、娘のアパートがまだ手付かずの状態でした。海に近いのですが高いので津波の被害はありませんでした。しかし、よく揺れたようで、蛍光灯が落ちて割れ、タンスも倒れておりどこから手を付けたらいいのか分からない状態の模様です。

 茨城県でも鹿島灘に近い神栖市ではまだ水道が復旧していないそうです。

そういえば、福島原発の作業者の方々は、毛布一枚で床に寝て、食事は1日2回とテレビで言っていました。信じられませんが本当でしょうか?
疲れ少なく間違いのない作業のできる環境を整えてやってほしいものです。誇張でも比喩でもなく本当に日本の将来が彼らの活動にかかっていると思います。

Sent: Monday, March 28, 2011 7:28 PM

message : 私も気にしすぎはよくないと思います。昨日も茨城産のロメインレタスを購入し、おいしくいただきました。風評被害は本当に早くなくなってほしいものです。



2011.3/29(火)、晴れ
 東京近郊の計画停電も長期にわたると影響が大きいようです。日常の安定した生活の貴重さが分かります。必要なインフラにはもっとお金をかけるという世論の高まりが期待されます。増税もある程度は仕方ないです。

 昨日ガソリンを入れてきた人の話を聞きました。タンクローリの来ることが分かっていたので7時から並んで11時頃に入れられたそうです。うまくいけば1時間足らずですが、この人のように長時間かかることが、日立市ではまだあります。
 日立駅近くのガソリンスタンドに午後2時ころ行ったら全く並ばずに満タンにできました。午前中は並んでいたそうです。ラッキーでした。

 室内で発芽させたキャベツの苗を露地に移しました。今年はモンシロチョウの餌にならないように4mm角の網の中に入れました。この網は便利なもので、1〜2月には白菜やほうれん草をヒヨドリから守るためにも使えます。
 

 ヒヨドリに食われていた白菜を放置していたらトウがたち、その周囲に新らしい葉が育っています。別の株のものを(低濃度ながら)放射能を洗い落としながら数日前から食べています。柔らかくてうまいです。


 福島原発の作業者の人たちに暖かい食事は行き渡ったでしょうか。日立市の海岸線にそって1日に何度かヘリコプターが福島へ、東京へと行き来しています。あの中に入れてあることを祈っています。
 日露戦争では敵艦隊との決戦を前に、連合艦隊は一兵卒にいたる全員が新しい下着に着替えたということを司馬遼太郎の小説で読んだことがあります。一方、太平洋戦争での戦闘機は動きを機敏にするため乗員の安全を無視して薄い鉄板だったとか・・・、なぜか思い出してしまいました。後世の歴史家は現代をどう見るのでしょうか。



2011.3/30(水)、晴れ
 白菜の脇芽を炒めたものです。柔らかくてうまいこと。このうまい野菜をいつまでも食べられるよう福島原発対応の方々にはがんばってもらいたいです。


 福島原発といえば、今日に至るも、対策要員の方々は椅子にもたれて寝るとか、床に毛布で寝ているとの報道あり。風呂なし、着替えなしとのこと。被災者の悲惨な状況と比較して遠慮しているならそれは間違いだと思う。被災者も大変だが原発がこれ以上おかしなことになると、日本全体が大変なことになり近隣の被災者はさらに追い詰められる。自粛・切り詰めは東電本社に限定し、現場は士気高く活動できる環境にしてほしい。

 100円ショップからいろんな種を買ってきて、せっせと蒔いています。1袋に入っている量は少ないですが、53円ですから助かります。大根は直播き、カブは直播きとポット植えなど様々。昨日はきゅうりと枝豆を、今日は「つるなしいんげん」と「ひまわり」をポットに植えました。ポット植えは2階の日あたりの良いところに置いているのですが、一部の置ききれないものは家の外に置いておいています。


 2日前の3/28(月)、3/3(木)に植えたグラジオラスの残り5個を植えました。25日間を空けて植えたので花を長く楽しめるはずです。



2011.3/31(木)、晴れ一時小雨
 フィットネスクラブは配管が壊れていたそうでプールだけ休んでいましたが、いよいよ明日から完全復旧です。
 フィットネスクラブもそうですが、スーパー(マーケット)なども照明を一部消しているので薄暗く気分が落ち込みます。

 JRは4/9(土)に、4週ぶりに日立駅の3つ北の高萩駅まで開通するそうです。ただし、しばらくの間はスピードを落として間引きで、普通車のみ運転とのこと。
 日立市では桜がきれいで、例年は夜桜をライトアップして桜祭りがあるのですが今年は中止とのこと。ただし、4/9(土)と4/10日だけは昼間だけ平和通を歩行者天国にするそうです。

 住んでいる団地にも福島県から避難して来ている人がいます。東京や近郊にもたくさん避難してそうです。数年以上の長期にわたる場合、いろんなことが問題になるでしょう。

  

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 少し暖かくなったので、毛を少し切ってもらってトラ狩りにしてもらったんだ。かっこいいだろ、トラだよ。3/25(金)