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■中国公開特許は45万件を超えるか?

 中国公開特許がまたまた急伸です。6月までの件数を2倍して今
年の全件数を予想してみると445,000件くらいになります。

グラフ  http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html

 ところが、増加傾向ですから7月以降の後半の伸びが大きいために、
45万件を超える可能性があります。

 これに対して、日本公開特許は6月までの2倍では253,000件程度
ですが、減少傾向にあるので後半はさらに少なくなり、25万件を切っ
てしまうのではないかと思われます。

 特許は数ではなく質が大切なことは言うまでもありませんが、数多
いアイデアが競っていると質の高くものも多くなるものです。
この状況を見ると、中国製品はやがて品質の面でも日本を抜く日がや
って来るだろうと思われます。

 すでにそうなっているのかもしれません。太陽光パネルなどを見る
と日本メーカが10〜15年補償なのに、中国メーカは25年補償を標榜し
ています。

 なんでこういうことになってしまったのか? 人件費が高くなった
せいか、コンプライアンスに対応し過ぎて自縄自縛となり閉塞感に締
め付けられているのか、やる気が失せてしまったのか・・・

 株安は分かるが、それでなぜ円高になるのでしょうか?


■株価と特許件数は相関があるか?

 株価と特許件数は相関があることを昭和46年頃に研究していました。
企業のバイタリティが根底にあって、特許件数も増え、株価も上がる
ものと理解しました。

 いま日本の株価の低迷を見ると、まことにその感じが強くなります。


■Kingsoft Office(キングソフトオフィス)はダメでした、(~_~;

 数ヶ月前、中国製のKingsoft社のキングソフトオフィスは安価で良
いと記事を書きました。

 短い記事を書いている分には問題が分からなかったのですが、長い記
事を書こうとしているとトラブルが多く、結局マイクロソフト社のOffice2007
の手持ちがあったのでこれを使うことにしました。

 使っている途中でダウンすることがかなりあり、また、画面を上下に
分けて記事の前の部分と後ろの部分を表示させる機能がないとか、図面
やイメージの取り扱いも何か問題があったように思います。

 キングソフトオフィスは、もう少し緻密さがないと日本のうるさいユ
ーザには耐えられないような気がします。


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