■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■

■中国特許での司法鑑定の利用

 司法鑑定というと、特許事件が起きてからの問題と思っていませんか?

 日峯国際特許事務所の高田所長(弁理士)は、かねてから中国問題に造詣
が深いですが、このたび、特許侵害を未然に防止するために、司法鑑定制度
を上手に使う体制を整え、現地の司法鑑定センターと連携した活動を始めて
おります。

    このメルマガの読者の方は情報検索関係の人が多いでしょうが、
    社内では侵害防止など法律関係の人も多いでしょうからその方々
    にご紹介されると御社の知財パワー向上に役立つのではないでし
    ょうか?

 中国において、問題になりそうな特許や実用新案の監視と、事件の起きる
前に司法鑑定を行うことについて関心のある方は、ご連絡を取られてみては
いかがでしょうか?
中国に照準を合わせた日峯特許事務所 http://www.nippo-patent.jp/


■概念検索の上手な利用法

 概念検索でキーワードの重み付けの変更ができれば良い検索ができそうだ
と思っていませんか?

私の経験では、再現率向上に最も役立つのは質問としての適切なキーワードの
与え方であり、そのための実践的な方法は次のように思えます。

1.必要な技術を説明する簡明な質問文として与えること

・キーワードだけを与えると偏りが出ることがあります。
・要約や特許請求範囲の文章は長すぎて必要な技術に絞り込みが難しい模様

2.概念検索の結果を見て必要なキーワードを含む質問文として作り変えて概
 念検索を行なうことを数回繰り返すこと

 概念検索システムは利用者が与えた質問を処理するだけで、調査員のように
 先方から「質問の中で不明瞭の部分があるので説明をしなおしてほしい」と
 は言ってくれません。だから、概念検索の結果を見て利用者が質問をしなお
 す必要があると考えてはどうでしょうか。

キーワードを変えないで重み付けだけの変更は、効果が全くないとは言いま
せんが、あまり効果が無いように考えています。それに、どのキーワードの重
み付けを上げれば良いのか判断するのは難しそうです。

なお、マニュアルでキーワードの重み付けの変更ができるのは、少なくとも
下記のものがあります。
・日立/Shareresearch(シェアリサーチ)
・PATOLIS
・Gサーチ/ATMS
・リコー/RIPWAY
・パナソニック/Panapatlics

下記のものは変更できないようです。(間違っていたら教えてください)
・NRIサイバーパテントデスク


■概念検索の上手な利用法の説明会を開きませんか?

 六車技術士事務所では概念検索の利用ノウハウを持っています。講演会や
パソコンを実際に使いながらの講習会を開きませんか?

セミナー会社でもやっていますが、一人で1万〜5万円程度かかります。
社内で開催すれば多くの人が聞くことができますので、効果的ですよ。

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 発行元 六車技術士事務所
 http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm
 http://www.patentcity.jp/patentcity/
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