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■特許SDIは紙?、ネットワーク?

 特許情報のSDIというのを知っていますか?

 社内の研究開発者のそれぞれに関連する最新の特許情報を選択
して送りつけるサービスのことです。
(Selective Dissemination of Informationの略です)

 公開特許公報は毎週、新しい情報が約7,000件も発行されます。
この中から各人の必要としている情報(公報)だけを選び出して
送ってやるサービスです。欲しい技術内容を登録しておく必要が
あります。

 一部の会社では何十年の昔から紙公報や抄録資料を選択し配布
してきましたが、最近は電子ネットワーク経由で送りつけるサー
ビスが多くなっているようです。・・・実は私も、平成5年頃か
ら電子ネットワークによるSDIを推進しておりました。

●電子ネットワークでのSDIサービスとは、メールに添付して
 特許情報を提供するものです。紙資料を送る場合と比較すると
 良い点がたくさんあります。

★ところが、特許情報の有益性に気付いている人や組織に対して
 は電子ネットワークでの提供は特長が生かされてうまくいくの
 ですが、
 不慣れな場合は電子体制を実施すると無視されてしまうことが
 あります。

★電子体制の全体的な問題点と言えるのでしょうが、メール添付
 は見ないで放置しても邪魔になりません。

 紙資料が送られてくると、ナンだろうかと見てみたり、見れな
くても机の隅に置いてあると、溜まったな〜と後ろめたさもあり
そのうちに見ることが期待できます。

◎最近、ある数十人の会社に特許情報の電子SDIを薦めてみま
 したら、それよりも紙資料の方が良いと言われて、実は驚きま
 した。
 ITには強い会社のように見えましたが、そのような会社でも
 紙が良いこともあるようです。

私は、SDIのやり方の相談にのり、毎月の選択や配送はその会
社でやることになりました。(必要があれば送付も協力いたします)
 http://www.patentcity.jp/muguruma/sdi.htm

・・・溜まった紙配布のSDI資料を、年末の掃除にまとめて捨
 ててしまうという乱暴なことを聞くことがあります。
 メールだと、放っておいても気にならないという人もいます。
 どちらも、もったいない話しですが、例外は何にでもあります。
 仕方ありません。 (~_~;

■メルマガ/過去の記事について

 私の過去のメルマガの記事の一覧が欲しいとの連絡がありま
したので、下記に作成してみました。題名+αを見出しにして
あります。
 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm

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 発行元 六車技術士事務所
 http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm
 http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html
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