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■最近はインターネットでも文章で検索できます

 Googleを初めとしてほとんどの検索サイトでは文章を入力して検索
できるんですね。普通は、キーワードを1つや2つ入力して検索して
いると思いますが、例えば下のような文章を入力して検索できます。

「ファイアウォールを有効にするとFTPが接続できない」

これで、結構あたりのよい回答が得られます。

文章入力の良いところは、キーワード入力と違って、「考えている疑
問の文章そのもので質問できる」ことです。つまり思考が継続できる
点です。

しかし、特許情報の検索となるとand、orをあやつって検索式を作っ
ての論理検索を最高のものと考えている人がほとんどではないでしょ
うか?

特許情報の概念検索も結構いい検索をしてくれますよ。

ただし、システムによっては再現率の低い(うまく検索できない)もの
もありますので使い分けが必要です。

概念検索は検索式に比べてなぜ再現率の差が大きいのか?

 複雑な仕掛けのものほど性能の差が大きくなるというのは、一般的
な法則のように思います。メダカは固体間ではほとんど差がありませ
んが、人間になるとアタマから足の先まで、サイズから機能まで差が
大きいです。

今年は「知識データベースとしての特許情報データベースの活用」とし
て講演する機会が2回あります。皆様も興味をもたれましたらご連絡く
ださい。ご協力できるかもしれません。

文章、つまり話し言葉を理解するシステムが増えてくると・・・
 もし無駄話をメールで送っていると、その情報を分析して似た内容の
メールを送りつけてくるシステムが出てくるかもしれませんね。

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発行元 六車技術士事務所
http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm
http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html
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