2006年の特許件数  H19.1.13

 新聞報道でもご存知かもしれませんが、米国への特許出願が急増している
ようです。2006年出願件数は35万件を越しており、数年前までは、世界でダ
ントツに多かった日本出願に近づいています。

 出願件数自体は特許庁しか分かりませんが、およその状況は、公開件数を
見ることで、我々も調べることができます。
USP(米国特許)も公開公報が一部の例外を除いて発行されますので、およ
その状況を知ることができます。

 PatentWeb/PatSearch FullTextでは、USPは発行の翌日には収録されてい
ますので、昨年の件数は完全に収録されています。

操作は簡単です。□US Application をチェックして、Issu/Publication Date
を2006とするだけです。



 結果は、下図のように、294,558件と表示されます。



このやり方で、数年前からのUS公開件数を調べてみると下記の
ようになりました。

公開年  公開件数
2006年  294,558件
2005   289,650
2004   268,403
2003   237,095
2002   199,023
2001    56,420・・・年の途中から公開制度開始


■EP(欧州特許)のかなり増えてきています。
 同じやり方でEPを調べると、下のデータで分かるように、この
10年で2倍以上に増えています。

公開年  公開件数
2006年  163,720件
2000   124,438
1995    73,896


■なお、中国、韓国の出願も急増しています。
 ただし、PatentWebではこれらの国は収録していません。

■韓国公開特許
 下に示すように、1996年から2006年までの10年で約2.7倍に増加
しています。
公開年  公開件数
2006年  135,941件
2005   123,490
2004   110,576
2003    97,904
2002    97,508
2000    77,494
1996    50,736
1995    40,248

■中国公開特許は、下表に示すように急増しています。2000年から
 2006年までの5年で約3.6倍にも増えています。
発行年 公開件数
2006年予想 約180,000件
2005年 206,941件
2004 143,353
2003 113,401
2002  79,462
2001  67,299
2000  50,395
1999  42,786
1998  39,091


■日本公開特許件数は最近数年は約35〜37万件程度です。

従って上記5カ国の合計でみると、2002年には、42%が日本特許だ
ったのが2006年には31%に減ってきているといえます。

2006年公開では、JP;36万件+US;29万件+EP;16万件
              +KR;14万件+CN;21万件=約116万件
  日本の比率;36/116=31%

2002年公開では、JP;36万件+US;20万件+EP;12万件
              +KR;10万件+CN;8万件=約86万件
  日本の比率;36/86=42%

■ご参考;1995年ころまでは、日本特許は公開公報と公告公報を合わ
 せると約50万件でした。
 またUSPは公開制度がなく登録特許だけで12万件程度であり、
 EPは公開と公告を合わせて11万件でした。このため、世界中の
 特許の半分以上が日本特許という状況でした。