■■■■■メールマガジン；六車技術士事務所■■■■■ ■知的財産の訴訟件数を知っていますか？ 　知財立国とか、その昔聞いた気がしますが、日本での知的財産 に関係する訴訟件数の毎年の件数を知っていますか？ 　特許庁では新興国等知財情報データバンクを整備したそうです。 それを見る中国と台湾では訴訟件数が民事、刑事、行政に分けて 出ています。 　http://www.globalipdb.jpo.go.jp/statistics/661/ 　このデータベースがなくても、中国の訴訟件数は提訴件数、判決 件数などが以前からいろんな所に出ています。 ところが、日本での知的財産関係の訴訟件数は、日本特許庁のホー ムページでは審決取消訴訟の統計が出ているのみです。 　ひょっとしたら私の探し方が悪いのかもしれません。 　しかし、一生懸命に探しまわってもなかなか見つからないという 　のは無いものと同じとも言えます。 組織の違いなど理由はいろいろあるでしょうが、要するに国として の知的財産保護の取り組みの姿勢の違いではないかと考えてしまい ます。 　最高裁に知的財産判例データベースがありますが、全てを収録し ていない、と断り書きされていました。 しかも、中国からサイバー攻撃されて、回復に数週間もかかってい ます。 　日本はいろんなものにおいて所有権を主張する意識が希薄ではない かと考えてしまいます。 　これは外国と陸でつながっておらず、外敵からいつも身を守る習慣 の少なかった日本人の根底に流れるものかもしれません。 　知的財産は、天然資源の少ない我が国が世界と互角に競争していく ための強力な武器のはずです。それがこんなことで良いのでしょうか？ ◆今回の記事は面白かった！と思った方はワンクリックしてください。 　　（クリックしても何も義務はないし、誰なのか分かりません） 　 http://clap.mag2.com/kaethihaet?120926 ◆過去のメルマガ一覧 　　http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm  発行元　六車技術士事務所  　http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm  　http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html  メール http://www.patentcity.jp/mailtomug.htm ----------------------------------------------