■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■

■特許情報フェアに行きましたか?

 私は、NRIサイバーパテントで、検索項目の1つとして被引用
回数を指定して検索できるのが面白かったですね。

 被引用回数は、その後の特許の審査で先行技術として引用される
ものです。したがって被引用回数が多いということは、類似内容で
後願の特許が多い、つまり先行性の高い特許といえます。

 例えば下のような検索が可能になっていました。

1.出願人;ソニー
2.被引用回数;>=10
3.IPC;H01L
4.1*2*3

 上の検索では、半導体関係のソニーの特許のうちで、被引用回数
が10回以上のものを検索しています。つまりソニー特許のうちで先
行性の高い半導体特許を探すことができるというわけです。

 面白いですが、さてこれを仕事でどう生かしますかね・・・


■JapioYearBook2009にFI記号などの検索システムを紹介

 JAPIOが、今年で5年目になるJapioYearBookというのを発行してい
るのをご存知ですか?

 私は昨年まで4回にわたり概念検索に関することを書きましたが、
今年はIPC(国際特許分類)やFI記号をキーワードから検索する方法
について書きました。
 つまり、IPCやFI記号をキーワードから検索するとき、直系上位の
分類の説明ワードをつなげた長い文章を対象に検索することの有用性
を紹介しました。
これは特許分類だけでなく、いろんな分類でも利用可能なものです。
IPDLなどで採用されれば、大変便利になるでしょう。

どうすれば、IPDLで採用してもらえるのでしょうか。

下記URLに記事があります。
 http://www.patentcity.jp/patentcity/japio09fi.htm

IPDLで採用されたら私のWebFIやWebIPCは売れなくなりますが・・・
そのときは店じまいにしましょう。

■過去索引 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm

--------------------------------------------------------------
 発行元 六車技術士事務所
 http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm
 http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html
--------------------------------------------------------------