■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■ ■データベースの比較サービス、Intellogist いま使っている特許データベースが最良のものか、比較検討をした いと思いませんか? 比較自体も大変ですが、それをときどき更新しないと事情が変わって しまいますのでなお大変です。 英語データベースに限られますが、下記にて比較をしてくれるサー ビスが始まりました。無料サービスです。 http://www.intellogist.com/ 国ごとに収録しているデータベースや、データベースを指定して比 較一覧を表示させるなど面白い機能があります。 日本のいろんな研究会でやっている詳細な比較検討に比べると簡単 なものですが、目的によっては助かります。 日本語の特許データベースも誰かこのようなサービスをしてくれる と有難いですね。 いろんな研究会や委員会で比較検討しているようですので、それらを 会員に限定せずに公表してくれると、お互いに役立つと思うのですが。 しかし、大企業で仕事した昔の経験によると、受益者負担の考えが根 深くて出せないようです。自社も他社も、せっかくの知的活動の成果 をタダで社外に出してはダメという考えに覆われていました。 私は(当時も今も)出しても良いと思っています。比較検討の一 覧や少々のコメントまでを公表しても、それらを実際に調べた人 の知識はそこに表現しきれないほどの膨大なもので大した損には ならないと思うのです。 ナレッジ・マネジメント風にいえば、形式知の部分を少々公表し ても暗黙知は守られるのだから被害は少なく、逆に一部を公表す ることで、賛同、批判や関連事項の質問や相談など、得るものが あると思います。 とはいえ、公表することで自分の知識の範囲がわかってしまい、 逆に「こんなことも知らなかったの?」と思われることもあると 考えると恥ずかしいことにもなりますが、(~_~; -------------------------------------------------------------- 発行元 六車技術士事務所 http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html -------------------------------------------------------------- |