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■ECLAは日本人に必要か?

 欧州特許庁は、ECLA(エクラ、ヨーロッパ特許分類)という分類
 を使っているのをご存知の方も多いかもしれません。
 また、ECLAはいくつかのデータベースでは、EPだけでなく、USPに
 でも検索キーとして利用できます。
 
 今年、Yという広域ECLAとでもいうような分類がつくられました。
 そしてまず、ナノテクノロジーを7つに分けてECLAが作られてい
 ます。

 Y01N ナノテクノロジー(全般)
 Y01N2 ナノバイオテクノロジー
 Y01N4 情報処理、記憶、伝送のためのナノテクノロジー
 Y01N6 物質と表面科学のためのナノテクノロジー
 Y01N8 相互作用、センサ、駆動のためのナノテクノロジー
 Y01N10 ナノ光学
 Y01N12 ナノ磁気学

 ナノテクノロジーは日本特許庁が、日本特許だけに使っている
 FI記号にもありますが、細分はされていません。
 
  ZNM ナノテクノロジー応用技術[適用範囲 全範囲]

 下記URLに詳細説明があります。
  http://www.patentcity.jp/mpfanj/pwriyo119/pwriyo119.html

 便利なものだと思う反面、いろいろ出来るのはニーズがあるか
 らできるのでしょうから、IPCで統一して作ってくれれば良い
 のに、などと考えてしまいます。


■特許分析結果をバブルチャートで表現できますか?

 特許の分析をした後、いろんなグラフに表すと分かり易くなり
 ます。単純な棒グラフや折れ線グラフだけでなくバブルチャー
 トを使うといっそう、分かり易くなります。
 
 問題は、50万円くらいもする専用ソフトを買うのが大変です。
 買った人の意見を聞くと最初1,2度使ったが、あまり使っていな
 いとのこと。たまに必要になるが、高機能過ぎて使いこなすの
 が大変とも聞きました。
 
 そこで、Excelを使ってバブルチャートを描く講演会を頼まれ
 ました。そんなものにニーズがあるのかと思っていましたが、
 有益性に気付いていない、潜在ニーズがあるそうです。
  ※バブルチャートの例⇒ http://www.patentcity.jp/muguruma/bubble.htm

 講演会⇒ http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC080130.php

 上手な検索手法、概念検索、特許分析とバブルチャートを含む
 表示法この全体を6時間くらいでやりますので濃密です。
 
 ひょっとすると・・・バブルチャート作成の部分はExeleの
 (裏技)勉強会のようになるかも。

■過去の索引 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm
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