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■日経、6/5(月)によると、 日本の外国からの特許使用料収支は02年
 度から黒字に転じ、05年度には黒字額が4600億円に増えたそうです。

 誰だって特許利用料など払いたくないもの。それに打ち勝って特許
 収入を増やすには、訴訟に耐える特許にすることが大事です。
 そのためには、
 ★特許の出願しか担当していない人も判決の勉強をしておくことが
 大切です。

■2005年の大学全体の特許収入が6億円を越えた、とのことです。

 2004年度に3億円以上のずばぬけた収入があったのは名古屋大学。
 同大学は平成14年7月に、豊田合成などと一緒に審決取消し訴訟の
 原告になり、勝っています。
 メーカ側との連携の内容の詳細はわかりませんが、同大学も相応の
 やる気があったのだろうと、想像されます。
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 H14. 7.18 東京高裁 平成12(行ケ)361 特許権行政訴訟事件
  http://www.patentcity.jp/zephyrcorp/index.html#368
 原告 豊田合成株式会社
 原告 株式会社豊田中央研究所
 原告 名古屋大学長松尾稔
 原告 科学技術振興事業団
 被告 日亜化学工業株式会社
 対象 「窒化ガリウム系化合物半導体発光素子」
 主文 1 特許庁が平成9年審判第19470号事件について平成
     12年8月8日にした審決中,特許第2623466号の
     請求項1に係る部分を取り消す。
    2 訴訟費用は原告らの負担とする。

■「IP判決e速報」活用事例
 長年「IP判決e速報」を利用してきたある大手メーカは、グルー
 プ内各社の知財力向上のため、勉強材料として「IP判決e速報」
 を自社からグループ各社に提供することで、発行元と契約を結びま
 した。
 ご相談は⇒ゼファー株式会社へ
  http://www.patentcity.jp/zephyrcorp/sub4.html


■過去の索引 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm
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